
10月25日、鶴記念体育館にて学内6つの武道系クラブによる「第36回演武祭」を開催しました。今年も、「エイッ」「ヤーッ」と鋭い掛け声が体育館に響く中、各クラブとも迫力たっぷりの演武を披露。見学者が武道を体験できるコーナーもあり、会場が一体となって盛り上がりました。
開会式では生命学部長の土屋義信先生が「日ごろの稽古の成果を発揮し、はつらつとした演武を期待しています」とあいさつ。
開会式には各クラブの出場者が集合。学歌斉唱で気合いを入れました。
刃物を手に襲い掛かる相手の腕を、冷静な動きでとらえて制します。(合気道部)
合気道部は総勢13名(この日は8名が参加)。女子部員も3名在籍しています。
「この機会に、合気道のことをもっとアピールしていきたいと考えています。これからも練習に励みます」と合気道部の井尻悠介君(環境学部地球環境学科・2年)。
流れるように繰り出される投げ技と受け身に目が離せません。(柔道部)
多人数による打ち込み稽古の実演で、体育館内はまるで道場のような雰囲気に。(剣道部)
少林寺拳法部の体験コーナーでは、技のポイントを見学者にもわかりやすく解説してくれました。
体験コーナーでは、参加者が「ヤーッ」の掛け声とともに中段蹴りを見事に決めました。(空手道部)
「毎日の稽古で実力を磨いています。現在、部員募集中。一度、道場をのぞいてみてください」と松葉祐介君(情報学部知的情報システム学科・2年)。
数分間のスパーリングで全身汗だくに。ミットを打つ音がリズミカルに響きます。(ボクシング部)
全クラブの演武終了後、景品の当たる抽選会が行われました。
終了後、演武祭実行委員会副委員長の神本佳崇君(工学部知能機械工学科・2年)は、「各クラブが連携できるようにサポートしてきました。今日を無事に終えることができてよかったです。来年はさらに素晴らしい演武をお見せできるように頑張りますので、ぜひ見に来てほしいと思います」と話してくれました。
「迫力のある各クラブの演武を、来年はさらに多くの方に見ていただきたいです」と神本君。
見学に来られた他大学の学園祭実行委員の方からは「いろいろな演武を見ることができて楽しかったです」との声をいただきました。
普段、なかなか見ることができない武道系クラブの活動を一度にまとめて見ることができる演武祭。来年も開催しますので、その迫力をぜひ「生」で体感してください。きっと、武道を見る目が変わるはずです。