
9月20日、広島市中区の広島グリーンアリーナにて、テレビ新広島わんぱく大作戦「親子でチャレンジ!わんぱくスポーツフェア2015」が開催されました。学校法人鶴学園は広島の子どもたちを応援するプロジェクトの趣旨に賛同し、毎年ブースを出展しています。今回も広島工業大学ロボット研究部の学生が子どもたちのために「ミニレスキューロボット体験コーナー」を準備し、ブースを展開。たくさんの子どもたちの笑顔であふれました。
「わんぱくスポーツフェア」は毎年恒例のイベント。会場となった広島グリーンアリーナは、多くの親子連れでにぎわいました。
アリーナでは、ロープクライミングやトランポリン、くるくるバルーン、腕立てや腹筋など、子どもたちがいろいろなスポーツに挑戦。
レスキューロボットは、地震や洪水などの災害が起こった時に、危険な災害現場で活躍する救助ロボットです。「レスキューロボットのことを知ってほしい」「楽しみながらロボットに興味を持ってほしい」そんな思いを胸に、ロボット研究部の学生が、子どもでも簡単に操作できるミニレスキューロボットと、でこぼこした地面の模型を用意。コントローラを操作し、障害物を乗り越えて救助活動を行うミニレスキューロボットを体験してもらいました。
レスキューロボットに親子でチャレンジ! 危険なでこぼこ道をぐんぐん進んで救助に向かいます。
小さいお子さんにも安心して楽しんでいただけるよう、難しい操作は学生がしっかりサポート。
体験していただいた中島さんご一家。「お兄さんが優しかったよ」と咲耶さん(前列左)、「学生が教えてくれるのが親しみやすくていいですね」とお父さま。
「楽しかった!」と大洲遼也君(6才)。「子どもがロボットに興味を持つ、いいきっかけになりました」とお母さま。
「後ろに進むのが少し難しかったけど、お兄さんが分かりやすく教えてくれました」と感想を聞かせてくれた谷本乙愛さん(9才)と平川愛恵さん(7才)。
佐々木桜介君(3才)は、「これがやりたい!」と数あるイベントプログラムの中から真っ先に鶴学園のブースを選んでくれました。
「小さいお子さんにとってはまっすぐ進むのが難しい場合もあるので、スムーズに進むように障害物の配置を工夫し、わかりやすく丁寧な説明を心がけました。自分たちでつくる楽しみだけでなく、誰かを楽しませるためにつくる喜びを実感することができ、とてもやりがいを感じます」と、今回のリーダーを務めたロボット研究部の石井英祐君(工学部知能機械工学科・2年)。運営に奮闘した学生にも、いい経験になったようです。
「夏季休暇中も含め時間をかけて準備したので、子どもたちが楽しんでくれている姿が本当にうれしいですね」と石井君。
行列が絶えないほど、ブースはたくさんの親子連れでにぎわっていました。
ミニレスキューロボットを体験していただいた皆さま、そしてインタビューに協力していただいた皆さま、本当にありがとうございました。