施工管理者に必要なのは、緻密さと"伝える力"。建築工学科でインターンシップ報告会を開催。

建設業界での活躍を志向する3年生たちは、企業現場でどんな気づきを得たのか。お互いの成果を報告し合う建築工学科のインターンシップ報告会が、2020年11月18日(水)に開催されました。学科の先生や学生たちが見守る中、3年生9人がインターンシップでの経験を紹介しました。

学科長の清水斉教授が「建築が社会でどんな役割を果たしているか、得た気づきをみんなに教えて欲しい」と挨拶。

学科長の清水斉教授が「建築が社会でどんな役割を果たしているか、得た気づきをみんなに教えて欲しい」と挨拶。

報告会に参加した3年生。業界大手から地場有力企業まで様々な環境での仕事を体験。中には1人で2社を体験した学生も。

報告会に参加した3年生。業界大手から地場有力企業まで様々な環境での仕事を体験。中には1人で2社を体験した学生も。

紙迫佑祈さんは(株)鴻池組での実習を報告。
「どの工程でもICT活用が進んでいると実感しました。鉄筋の配置をチェックする配筋検査も、タブレットの専用アプリで素早く行えます。図面もクラウド上でデータ共有されているし、注意点もクラウドにメモとして残すので、指示漏れがありません」
加えて印象に残ったのが、施工管理スタッフの現場作業者との関わり方です。
「施工管理の方々は年輩の作業者にも臆せず、具体的にわかりやすく話す姿を見て、もっと自分の"伝える力"を磨かないといけないと思いました」
チャットやメールなどICTを用いた情報共有も増えているため、的確な指示がより重要になる、と紙迫さんは気を引き締めました。

「積算もやらせてもらいましたが、授業で学んだ知識を基に慎重に進めたおかげで、先輩社員のものと比べても差のない積算ができました」と紙迫さん。

「積算もやらせてもらいましたが、授業で学んだ知識を基に慎重に進めたおかげで、先輩社員のものと比べても差のない積算ができました」と紙迫さん。

働き方改革も進み、効率的に作業を進めようという姿勢が徹底していた、と感想を述べました。

働き方改革も進み、効率的に作業を進めようという姿勢が徹底していた、と感想を述べました。

寺田琢海さんの実習先は下岸建設(株)です。
「完成間近の建築物の社内検査に同行しました。念入りな確認を行い、扉の開閉をよりスムーズにするなどわずかな調整が建築品質の向上につながることを学びました」
寺田さんは設計図と施工図の違いも体験。
「設計図は授業で作成していますが、施工図は初めて。より緻密で、使用材料まで記載する施工図を作成するのが、施工管理担当者だと知りました。だから作業者に、正確な指示を出せました」
現場を体験し、知識不足を痛感した寺田さん。卒業までに研鑽を重ねたいと意欲を燃やしていました。

「行く前は"施工管理は現場のまとめ役"と思っていたが、想像以上に緻密な仕事でした」と話す寺田さん。

「行く前は"施工管理は現場のまとめ役"と思っていたが、想像以上に緻密な仕事でした」と話す寺田さん。

最後に、学科で就職部長を務める坂本英輔准教授が
「インターンシップを通じて見えた自分の未熟さを補うため、努力してほしい。その学ぶ姿勢が、実際に仕事を始めてからも大事になる」
とエールを送っていました。

学生たちはみんな「この学びを活かし、信頼される施工管理者になりたい」と抱負を語っていました。

学生たちはみんな「この学びを活かし、信頼される施工管理者になりたい」と抱負を語っていました。

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