【クラブ・サークル紹介シリーズ】馬術部 馬と心を通わせ、爽やかに走る喜び

文化系・体育系合わせて60以上のクラブ&サークルがある広島工業大学。今回紹介するのは「馬術部」です。馬術は馬に騎乗し技術の正確性、美しさ、馬とのコンビネーションを競うスポーツで、2020年東京オリンピックの競技種目としても注目されています。馬術部は、県内の大学で2校しかない珍しいクラブ。馬術の楽しさはどんなところにあるのか。その魅力を聞いてきました。

活動日:毎週月〜日曜日のうち希望日(ただし、月曜日は当番制で馬のお世話のみ行います)

場所:沼田校舎

部員:47人(2019年9月現在)
twitter: https://twitter.com/hithorseclub

馬術部の活動場所は沼田校舎。現在9頭の馬を所有しています。

馬術部の活動場所は沼田校舎。現在9頭の馬を所有しています。

今年度は夏の学生大会で総合2位
馬術部は、決められたコースを馬とコンタクトを取り合い、演技の正確さや美しさを競う「馬場馬術」と、障害物を決められた順番どおりに飛越、走行しタイムを競う「障害馬術」の2種目で大会入賞を目指し、日々練習に励んでいます。今年度は8月に行われた夏季中国・四国学生馬術大会で、3人の部員が11月の全日本学生馬術選手権大会への出場権を獲得。各大学間の部門入賞者の合計ポイントで競う総合でも2位の好成績を収めました。現在は全日本学生馬術選手権大会をはじめ、11〜12月に行われる藤田杯馬術大会、中国・四国地区新人交歓戦に向けて各部員が馬術に磨きをかけています。

活動はブラッシングなど馬の手入れからスタート。健康状態の確認や馬とコミュニケーションを取る大切な時間。

活動はブラッシングなど馬の手入れからスタート。健康状態の確認や馬とコミュニケーションを取る大切な時間。

馬房(馬の寝床)の掃除も部員の仕事。チップフォークでおがくずと糞を選別しながらキレイにしていきます。

馬房(馬の寝床)の掃除も部員の仕事。チップフォークでおがくずと糞を選別しながらキレイにしていきます。

馬術練習に向けて馬装の取り付け。馬の個性によって取り付け方が違うのだとか。

馬術練習に向けて馬装の取り付け。馬の個性によって取り付け方が違うのだとか。

手入れや掃除が終わると馬場に出て騎乗。いよいよ本格的に馬術の練習に入ります。

手入れや掃除が終わると馬場に出て騎乗。いよいよ本格的に馬術の練習に入ります。

馬と人の気持ちを一体に
馬にはそれぞれ性格や体つき、歩き方のクセが異なり、その日の馬の体調によっても動きが変わってきます。学生を指導する中村繁治監督は「馬が気持ち良く動けるように導いてあげれば、自然とコントロールできるようになる」と話します。能力の高い馬に乗れば必ずしも良い結果が得られる訳ではなく、どれだけ馬の気持ちを理解してあげられるか。馬との触れ合いの中で生まれる信頼関係に馬術の奥深さを感じました

ウォーミングアップに、馬場をゆっくり回ることからスタート。この時にその日の馬の状態を見極めて乗り方を工夫するのだとか。

ウォーミングアップに、馬場をゆっくり回ることからスタート。この時にその日の馬の状態を見極めて乗り方を工夫するのだとか。

障害物の設置や馬場の整備も部員たちで交代しながらサポート。

障害物の設置や馬場の整備も部員たちで交代しながらサポート。

馬と呼吸が合わないと障害を飛ぶことはできません。騎手に不安や恐れがあるとその気持ちは馬にも伝わるそう。

馬と呼吸が合わないと障害を飛ぶことはできません。騎手に不安や恐れがあるとその気持ちは馬にも伝わるそう。

呼吸がぴったり合えば、馬は障害を華麗に飛び越えていきます。人馬一体になるこの瞬間が馬術の醍醐味。

呼吸がぴったり合えば、馬は障害を華麗に飛び越えていきます。人馬一体になるこの瞬間が馬術の醍醐味。

学生によると中村監督は誰よりも情熱にあふれる人。マンツーマン指導も馬術部の魅力のひとつ。

学生によると中村監督は誰よりも情熱にあふれる人。マンツーマン指導も馬術部の魅力のひとつ。

練習後はシャワーで体をきれいに。

練習後はシャワーで体をきれいに。。

部長の中條佐保さん(食品生命科学科3年)にクラブの魅力を聞きました。
「馬は動物なのでお世話も大切な活動の一つ。ローテーションを組み、先輩・後輩関係なく交代で面倒を見ています。大変な時もありますが、その分得られる成長は大きく、部員同士も深くつながり合えます。部員の大半は未経験者なので、初めての方も大歓迎。馬に一人で乗れた時は、泣いて喜ぶぐらいの感動がありますよ

「他大学の馬術部に比べて部費の負担が少ないのも特徴。金銭的にも馬術にチャレンジしやすい環境です」と中條さん。

「他大学の馬術部に比べて部費の負担が少ないのも特徴。金銭的にも馬術にチャレンジしやすい環境です」と中條さん。

体験乗馬はいつでも大歓迎。馬と仲間と共に成長していきませんか。

体験乗馬はいつでも大歓迎。馬と仲間と共に成長していきませんか。

部長の中條さんは大学から馬術を始めて今回、全日本学生馬術選手権大会に初出場します。未経験者からでも努力すれば高みを目指せるのが広島工大馬術部。人馬一体となった瞬間は、他では味わえない快感だそうです。興味のある方は見学に行ってみてはいかがでしょうか。一般の方向けの体験乗馬教室も実施していますので、地域の方もぜひご参加ください。

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