
広島市は2014年5月11日現在、全国の麻疹(はしか)の累積報告数が332件となっており、昨年同時期の報告数(120件)を大幅に上回っていると発表しました。広島市では、2014年第2週(1月6日~1月12日)に今年初めて報告が1件ありました。第3週以降は、患者発生の報告はありませんが注意が必要です。
1回の予防接種により95%以上の確率で免疫を取得するといわれていますが、100%確実という訳ではありません。そして、1度免疫を取得しても免疫が低下してくる場合もあります。
麻疹ウイルスの感染力は非常に強く、1人の患者から集団感染を引き起こすことも多く注意が必要です。
麻疹(はしか)は麻疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。
■症 状
主 症 状 : 発熱、咳、鼻水といった風邪症状後39℃前後の高熱耳の後ろから始まって体全体へと広がる赤い発疹
感染経路 : 空気感染、飛沫感染、接触感染
潜伏期間 : 約10日
回復期間 : 解熱後3日を経過するまで
■予 防
麻疹(はしか)ワクチン接種
流行時には外出を避け、人ごみに近づかない
(参 考)
麻疹(はしか)(広島市)のページ
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