クラブシリーズ(その10)マンドリンクラブ「世代を超えたハーモニー」

皆さん、マンドリンという楽器をご存知ですか? マンドリンはイタリア生まれの弦楽器です。いろいろな形をしたものがありますが、日本の楽器の琵琶のようにイチジクを半分に割ったような形をしたものが有名です。ギターのように抱えながらピックを使って演奏しますが、同一の音を小刻みにかき鳴らす「トレモロ」という演奏法が特徴的です。その繊細で優美な音色は、多くの人々を魅了してきました。
広島工業大学には、今年で創立50年を迎える歴史あるマンドリンクラブが存在します。6月1日、現役の学生と歴代の卒業生がともに演奏する「創立50周年記念コンサート」を、本学のデネブホールで開催しました。

創立50周年記念コンサートのチラシ。

創立50周年記念コンサートのチラシ。

無料で開かれたコンサートには、卒業生の方々を含め多数の方々にご来場いただきました。

無料で開かれたコンサートには、卒業生の方々を含め多数の方々にご来場いただきました。

鶴学長からもお祝いの花束が。

鶴学長からもお祝いの花束が。

マンドリンクラブは現在部員11名。この日は、そのうち6名の部員が、先輩方とともに演奏を行いました。もともとこの演奏会は、50周年を記念して卒業生の有志の方々により企画されたものです。今年の2月から合同練習を行い、5月には合宿も実施。さまざまな方が結集し、単独の演奏会としては12年ぶりとなるこの日のコンサートが実現しました。

「このコンサートを機会に、第2の黄金期を迎えてほしい」と、マンドリンクラブ創設に尽力された初代指揮者の永見憲吾さんから激励の言葉をいただきました。

「このコンサートを機会に、第2の黄金期を迎えてほしい」と、マンドリンクラブ創設に尽力された初代指揮者の永見憲吾さんから激励の言葉をいただきました。

司会を務めたOBの安部成日さんの名調子が、コンサートを盛り上げました。

司会を務めたOBの安部成日さんの名調子が、コンサートを盛り上げました。

コンサートは、現役学生による演奏、卒業生による演奏、そして現役学生と卒業生による演奏の順で進みました。50年の歴史を振り返るアニメソングのメドレーや、過去の演奏会で披露した楽曲など幅広いジャンルの曲で、マンドリンの魅力を堪能することができました。優しく繊細なイメージのあるマンドリンですが、「ルパン三世」やアップテンポなジャズなど、リズミカルで激しい曲にもマッチすることに驚いた方々も多かったのではないでしょうか。

緊張の中、現役学生による演奏でコンサートはスタート。ステージ後ろ、ガラス張りの向こうに見える新緑と調和した伸びやかな演奏でした。

緊張の中、現役学生による演奏でコンサートはスタート。ステージ後ろ、ガラス張りの向こうに見える新緑と調和した伸びやかな演奏でした。

続いて、今回のコンサートの実行委員3名による演奏。マンドリン部の歴史をつないでくださいました。

続いて、今回のコンサートの実行委員3名による演奏。マンドリン部の歴史をつないでくださいました。

卒業生による演奏は、年月を重ねた厚みのある演奏で、聴く者の心をつかみます。

卒業生による演奏は、年月を重ねた厚みのある演奏で、聴く者の心をつかみます。

合同ステージでは3年生の新里志津香さん(生命学部食品生命科学科・3年)がタクトをふりました。

合同ステージでは3年生の新里志津香さん(生命学部食品生命科学科・3年)がタクトをふりました。

最後に、1年生から先輩に花束が手渡されました。

最後に、1年生から先輩に花束が手渡されました。

演奏後、部長の高瀬和希君(生命学部食品生命科学科・3年)にマンドリンの魅力について話を聞きました。
マンドリンは美しく優しい音色が特徴的です。私には、音がキラキラしていると感じられます。また、初心者でも気軽に楽しめる楽器です。演奏会も多数あるので、ステージや演奏にもすぐに慣れることができますよ
クラブの練習は週3回、月・水・金に武道館地下で行っています。これからは11月中旬に行われる4大学合同の定期演奏会に向けて練習を積み重ねていく予定です。現在部員を絶賛募集中です。初心者でも丁寧に指導するので、必ず弾けるようになります。素晴らしい音色をいっしょに楽しみましょう!

「今日は先輩方を前に緊張しましたが、自分の持てる力を出し切れたと思います」と高瀬君。

「今日は先輩方を前に緊張しましたが、自分の持てる力を出し切れたと思います」と高瀬君。

「長い時間をかけ学生やOBの皆さんと一つずつ音楽を作り上げていったので、今は満足感でいっぱいです。現役学生には、このクラブで何年経ってもつながる仲間を作ってほしいですね」とOGの河本さん。

「長い時間をかけ学生やOBの皆さんと一つずつ音楽を作り上げていったので、今は満足感でいっぱいです。現役学生には、このクラブで何年経ってもつながる仲間を作ってほしいですね」とOGの河本さん。

「およそ40年前に定期演奏会を開催していたメンバーです。かつては50名以上の部員がいて、演奏会では1000名近い観客を集めていました。今日はその頃と変わらない素晴らしい演奏を聴くことができ、感激しました」とOBの花田さん、山崎さん、大下さん、竹内さん(左から)

「およそ40年前に定期演奏会を開催していたメンバーです。かつては50名以上の部員がいて、演奏会では1000名近い観客を集めていました。今日はその頃と変わらない素晴らしい演奏を聴くことができ、感激しました」とOBの花田さん、山崎さん、大下さん、竹内さん(左から)

今回のコンサートに向けて練習を重ねる中で、現役学生と先輩の固い絆が生まれたようです。歴史と伝統あるマンドリンクラブ、次はどんな音色を響かせてくれるでしょうか。今から楽しみです。

マンドリンクラブ

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