生体医工学科の学生が臨床工学技士会PRキャンペーンイベントに参加しました。

「臨床工学技士の仕事をもっと知ってもらいたい」「子どもたちに、病院で医療機器を扱う仕事に興味を持ってもらいたい」そんな思いのもと「きて!みて!さわろう!病院の最新メカ カッコいい臨床工学技士」というイベントが、10月5日、紙屋町シャレオ中央イベント広場で行われました。
このイベントは、広島県臨床工学技士会の主催によるもので、臨床工学技士養成校である広島工業大学からも、資格取得を目指す生体医工学科の学生有志10名が参加し、ブースを出展しました。

先生が、学生たちにこの企画を持ちかけたのは今年6月のこと。ブースの展示内容は学生自らが考え、アイデアを巡らせました。「一般の人や子どもたちに楽しんでもらえる内容にしたい」という理由で、医療機器に特化した展示ではなく、体の動きから機械が動くゲームをつくることに決定、多くの人が楽しく参加できる内容を目指しました。

足を止めていただいた方々に、「広島工業大学です」と声をかけます。

足を止めていただいた方々に、「広島工業大学です」と声をかけます。

完成したゲームがこちら。「筋電の達人」です。ポイントは奥歯を歯切れよく噛みしめること。

完成したゲームがこちら。「筋電の達人」です。ポイントは奥歯を歯切れよく噛みしめること。

エンターテイメント性も重視して、完成したのが「筋電の達人」です。ゲームセンターなどでおなじみの「太鼓の達人」がモチーフですが、使うのは太鼓の「ばち」ではなく、こめかみから発せられる「筋電」です。奥歯をグッと噛みしめるとこめかみのところの側頭筋という筋肉が動きますが、この動きをヘアバンドに付けた機械が感知して、赤外線を発します。この赤外線を受信機が感知すると、電気が流れゲームの太鼓を打ち鳴らすことができる仕組みです。
ドンドンと太鼓のリズムにあわせて、奥歯を噛みしめ、タイミングがあうと、得点が加算されていきます。ご家族連れを始め、ご年配の方など、多くのご来場があり、学生らも、ゲームの説明に身を乗り出して行いました。

ゲームを体験した猫村さん、中尾さん、高地さんの3家族。「体の動きとゲームがつながって楽しめる工夫がされていたので、子どもたちも大喜びでした。楽しく学んでいる雰囲気がいいですね」と猫村さん。

ゲームを体験した猫村さん、中尾さん、高地さんの3家族。「体の動きとゲームがつながって楽しめる工夫がされていたので、子どもたちも大喜びでした。楽しく学んでいる雰囲気がいいですね」と猫村さん。

高得点をマークした藤槻さん(左)と小出さん(右)。実は臨床工学技士として勤め始めて2年目というお二人。「仕事では、患者さんを縁の下から支えている感じがして、やりがいを感じています」

高得点をマークした藤槻さん(左)と小出さん(右)。実は臨床工学技士として勤め始めて2年目というお二人。「仕事では、患者さんを縁の下から支えている感じがして、やりがいを感じています」

メンバーの中心として頑張った池田智哉君(生命学部生体医工学科・3年)は、「もともと僕は何ごとも人についていくタイプでしたが、大学に入って今回のようなチャンスを与えてもらうことが増え、自分から動くことの大切さが分かりました」と、大学に入学して以降の自らの成長について語ってくれました。

多くの来場者の方に、ゲームを楽しんでいただきました。

多くの来場者の方に、ゲームを楽しんでいただきました。

「太鼓をたたく」だけではなく、筋肉の動きからミニカーを動かすこともできることを披露しました。

「太鼓をたたく」だけではなく、筋肉の動きからミニカーを動かすこともできることを披露しました。

ヘアバンドに取り付けた機械を手にする池田君。「将来は透析関係の仕事に就きたいです。安心して治療できる環境づくりをしたい」と夢を語ってくれました。

ヘアバンドに取り付けた機械を手にする池田君。「将来は透析関係の仕事に就きたいです。安心して治療できる環境づくりをしたい」と夢を語ってくれました。

「こうしたイベントを通じて、学生の主体性も育ってきました。来場者の方から"広工大は楽しい雰囲気で学べそうですね"と声をかけられました」と渡邊先生。

「こうしたイベントを通じて、学生の主体性も育ってきました。来場者の方から"広工大は楽しい雰囲気で学べそうですね"と声をかけられました」と渡邊先生。

生体医工学科の渡邊先生は「学生が話し合いを続け、夏休みを利用して、受信機や送信機などを組み立てていました。楽しみながら体のことを理解してほしいという思いが、子どもたちや来場された方に通じたのではないでしょうか」と成果を振り返っていました。
学生一人ひとりが、多くの学びを得ることができた一日となりました。

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