武道系クラブが日頃の練習の成果を披露 「第35回演武祭」

「エイッ」「ヤー」「ソリャー」広島工業大学鶴記念体育館に響きわたる気合いのこもった声。体育の日を目前にした10月5日、第35回演武祭を開催しました。広島工業大学体育会の6つの武道系クラブによる技の実演と、和太鼓サークル「鼓遊会」による演奏の披露、そして実演後には、一般学生のために体験コーナーも設けられ、武道を身近に感じることができる催しとなりました。

開会式。日頃から武道で鍛えた体には、みなぎる気合いを感じます。

開会式。日頃から武道で鍛えた体には、みなぎる気合いを感じます。

工学部長(体育会副会長)の岩井先生が開会式であいさつ。「固くならずに普段の力を出し切ってください」と激励しました。

工学部長(体育会副会長)の岩井先生が開会式であいさつ。「固くならずに普段の力を出し切ってください」と激励しました。

1 弓道部
人間の理想である「真善美」を掲げ、体を鍛え、雑念をなくし、無心の状態を大切にしている弓道部。見事、的を射たときの「シャー(射)」という掛け声が静かな体育館に響き渡りました。

2 柔道部
その技の切れ味に驚いたのが、柔道部の「背負い投げ」です。相手の体が宙に舞ったかと思えば、次の瞬間には「ドン」と畳に叩きつけられる体。日頃の練習成果を感じさせる動きです。体験コーナーでは、部員の手ほどきのもと、この背負い投げを体感することができ人気を集めていました。

的を見事に射とめた郷原良太君(工学部建築工学科・2年)。「常に次の一本が良くなるように、考えながら稽古しています。弓道を通して、自分をもっと高めていきたいです」

的を見事に射とめた郷原良太君(工学部建築工学科・2年)。「常に次の一本が良くなるように、考えながら稽古しています。弓道を通して、自分をもっと高めていきたいです」

柔道部の体験コーナー。一般参加者に、背負い投げの爽快感を体験してもらいました。

柔道部の体験コーナー。一般参加者に、背負い投げの爽快感を体験してもらいました。

3 剣道部
今年創部50周年を迎えた剣道部。日本剣道形の芸法・構え・足さばき、また、面打ち・小手打ちなど、一連の実技を披露しました。城戸俊宏君(工学部知能機械工学科・2年)に剣道と心の関係について聞きました。「剣道は『気剣体』というように、心と剣と体を一つにして戦う武道です。一本をとった後でも、残心といって、体を相手に対面させて心を残す所作が求められます

4 少林寺拳法部
単独演武や組み演武を行った後、体験コーナーでは「小手抜き」を見せてもらいました。気合いを込めた構えを見せる部員の手をどれだけ引っ張ってもびくともしません。その力強さに、参加者も驚いていました。

張りつめた空気が漂う中、日本剣道形を披露。

張りつめた空気が漂う中、日本剣道形を披露。

剣道部は今年で創部50年を迎え、9月14日に創部50周年記念剣道練成会および総会祝賀会が行われました。

剣道部は今年で創部50年を迎え、9月14日に創部50周年記念剣道練成会および総会祝賀会が行われました。

8月の大会は悔いが残る結果だったという剣道部。城戸君は「新人戦に向けて猛練習中です」と気合いを込めていました。

8月の大会は悔いが残る結果だったという剣道部。城戸君は「新人戦に向けて猛練習中です」と気合いを込めていました。

小手抜きを見せる少林寺拳法部。「それ!」と力いっぱい引っぱっても、手は全く動きません。

小手抜きを見せる少林寺拳法部。「それ!」と力いっぱい引っぱっても、手は全く動きません。

5 空手道部
毎週月曜から金曜日まで、毎日2時間の稽古を積んでいる空手道部。体験コーナーでは、希望者の「蹴り」を体で受け止めました。どんなに強い蹴りでも一切動じない姿に、拍手が沸き起こりました。

6 鼓遊会
勢いのある力強い和太鼓の演奏で魅了したのは鼓遊会。演奏中はアドリブの連続。体験コーナーでは、一般の方を交え「サザエさん」のエンディング曲に挑戦し、太鼓をたたく楽しさを実感することができました。

約50年の歴史がある空手道部。歴史の重みを感じさせる迫力たっぷりの演武でした。

約50年の歴史がある空手道部。歴史の重みを感じさせる迫力たっぷりの演武でした。

お腹の底に響きわたる迫力ある鼓遊会の演奏。

お腹の底に響きわたる迫力ある鼓遊会の演奏。

7 ボクシング部
アマチュアボクシングを通じての人間形成を目標にしています」と語ったボクシング部。ミット打ち、そして本番のリングさながらのスパーリングが行われ、その迫力で周囲を圧倒しました。

ミット打ちの実演。重そうなパンチの音が響き渡ります。

ミット打ちの実演。重そうなパンチの音が響き渡ります。

「ボクシングが大好きで仕方がない」というメンバー。額の汗が美しく輝いていました。

「ボクシングが大好きで仕方がない」というメンバー。額の汗が美しく輝いていました。

演武祭の実行委員長を務めた濱崎真吾君(情報学部情報工学科・2年)は、4月から準備に入り、企業広告や景品の準備に走りまわったそうです。「35年間の歴史をつなぐことができホッとしています。今回は、一般参加者らによる体験コーナーに力を入れましたが、盛り上がってよかったです

「私自身も弓道部に所属しています。8月に行われた県リーグで3位に入賞しましたが、さらに上を目指しています」と濱崎君。

「私自身も弓道部に所属しています。8月に行われた県リーグで3位に入賞しましたが、さらに上を目指しています」と濱崎君。

他大学の大学祭実行委員の方々にもご参加いただきました。最後に豪華景品が当たる抽選会もありました。

他大学の大学祭実行委員の方々にもご参加いただきました。最後に豪華景品が当たる抽選会もありました。

これから新人戦のシーズンがやってきます。上位入賞を目指して、頑張ってください。

体育会本部

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