社会が求める人材を知る 建築工学科で「キャリアアップ講演会」を実施しました。

10月7日、工学部建築工学科主催のキャリアアップ講演会が開催されました。講師は、本学客員教授の宮崎祐助先生です。先生は、かつて建築工学科で教鞭をとられ、学生の就職指導にも大変熱心に取り組まれた先生です。この日は「社会人としての心構え」というテーマで、就職活動期間中はもちろん、就職後も役立つ熱いお話をたくさん伺うことができました。

リクルートスタイルの建築工学科3・4年生がそろったNexus21の805教室。

リクルートスタイルの建築工学科3・4年生がそろったNexus21の805教室。

講演を行う宮崎先生。本学退職後も、さまざまな形で学生の就職活動や就職後のサポートに尽力されています。

講演を行う宮崎先生。本学退職後も、さまざまな形で学生の就職活動や就職後のサポートに尽力されています。

「彼を知り己を知る者は百戦殆(あや)うからず」という孔子の言葉から講演はスタート。先生は「社会は学生としての賢さではなく、社会人として、人間としての賢さを求めています」と学生に説きます。「見識があるか」「自分の意見を持っているか」「自分の言葉で話すことができるか」など、優秀な社会人として備えるべき資質について、先生の豊富な経験から具体的なアドバイスをいただきました。

さらに、宮崎ゼミの卒業生に対して実施されたアンケート結果が披露されました。「仕事を辞めたいと思ったことはあるか」という問いには95%の卒業生が「ある」と回答、仕事がわからない辛さや人間関係に悩む若手社員の現状が浮き彫りになりました。ただ、仲間と飲んで話をしたり、開き直って自己主張したりすることで、その苦労を乗り越えた体験談も聞くことができました。

「ゼミの仲間は大切にしよう」「恥をたくさんかくことが成長につながる」「すべて前向きに考えなさい」貴重なアドバイスに耳を傾ける学生。

「ゼミの仲間は大切にしよう」「恥をたくさんかくことが成長につながる」「すべて前向きに考えなさい」貴重なアドバイスに耳を傾ける学生。

質疑応答の時間では、今の学生が不安に感じることに対し、一つひとつ丁寧にお答えいただきました。

質疑応答の時間では、今の学生が不安に感じることに対し、一つひとつ丁寧にお答えいただきました。

さらに、建築工学科の多くの学生が進む建設業について、業界の現状や将来についてお話しいただき講演は終了しました。

宮崎先生からは「頑張った結果は必ず身になります。人にやらされているという意識ではなく、自分のために行動すると考えれば、仕事は絶対に長く続くはずです。頑張ってください」と激励のメッセージをいただきました。

聴講した学生に話を聞きました。
見山恵美さん(工学部建築工学科・3年)「大学でいろいろな経験を積む中で、反省をしたり自分を認めたりしながら、自分自身と向き合っています。自分の進んでいる方向が正しいかどうか、不安に思うこともありましたが、先生のお話を聞く中で不安が確信に変わるのを感じました。将来の展望が開けてきたと思います
星野友也君(工学部建築工学科・3年)「"恥をかくことはいいことだ"という先生の言葉が印象に残りました。建築系サークルのリーダーをしているのですが、失敗することも多々あります。ただ、そこから学ぶことがたくさんあるということを、宮崎先生にあらためて教えていただきました

「入れる会社ではなく入りたい会社に入ること。そして、やりたい仕事を探すよりも、与えられた仕事を好きになること。それが幸せにつながります」と宮崎先生。

「入れる会社ではなく入りたい会社に入ること。そして、やりたい仕事を探すよりも、与えられた仕事を好きになること。それが幸せにつながります」と宮崎先生。

見山さん「社会に出ていくことの厳しさもたくさん教えていただきましたが、ポジティブな気持ちを忘れずに頑張っていきたいです」

見山さん「社会に出ていくことの厳しさもたくさん教えていただきましたが、ポジティブな気持ちを忘れずに頑張っていきたいです」

星野君「今はSPIの勉強などをしながら自分を磨いています。大手ゼネコン入社をめざして、これからさらに頑張っていきたいです」

星野君「今はSPIの勉強などをしながら自分を磨いています。大手ゼネコン入社をめざして、これからさらに頑張っていきたいです」

講演を通じて、時に厳しく、時にやさしく、現役学生を励ましていただいた宮崎先生。最後に「個人的に相談したい方は、どんなことでもいいので連絡をください。力になってあげたいと思っています」という非常にありがたいお言葉もいただきました。
今日の講演を胸に、来年3月のエントリー開始、8月の選考開始に向け、学生はさらなる自己研さんを重ねていきます。
宮崎先生、貴重なお話をありがとうございました。

建築工学科

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