「グローバルに活躍したい」という学生の夢をサポート!2名の学生が海外インターンシップに参加しました。

仕事も語学も体験的に学べる「海外インターンシップ」
広島工業大学では、グローバルな視野で活躍できる人材を育成するため、一定期間、海外の企業で就業体験できる「海外インターンシップ」を制度化し、バックアップしています。日本とはあらゆる面で環境の異なる海外で、仕事を体験しながら、自分の適性を見つめることができる貴重な機会。もちろん、語学力の向上にもつながります。大学の制度を利用して初めて海外インターンシップに参加した学生2名に、その体験談を聞きました。

環境による建築の違いを模型作りから学ぶ
もともと海外勤務の夢を抱いていた森田夏帆さん(環境デザイン学科・3年)。今年9月、ベトナムのハノイ市にあるヴォ・チョン・ギア・アーキテクツという建築設計事務所でインターンシップを行いました。
約2週間の実習の中で、森田さんは、中国で行われる万国博覧会で建設予定の施設の模型作りを担当しました。施設は、レストランや回廊で囲まれた池の中央に竹でできたパビリオンがあるという、日本ではあまり見ることのできないような形状をしています。環境や気候によって建築物の構造やそこに用いる建材が変わってくることを意識しつつ、施設を利用する人の「気持ち」を想像し模型を作り上げていきました。大学で培った模型づくりの技術が、海外でも通用することを確認でき、大きな自信となりました。

「朝は黙想(メディテーション)から始まります。現地スタッフは毎朝、オフィスであぐらをかいて手を合わせ、気持ちを落ち着かせていました。仕事への意識を高めるための雰囲気に圧倒されました」と森田さん。

「朝は黙想(メディテーション)から始まります。現地スタッフは毎朝、オフィスであぐらをかいて手を合わせ、気持ちを落ち着かせていました。仕事への意識を高めるための雰囲気に圧倒されました」と森田さん。

ヴォ・チョン・ギア氏の設計したレストランを見学に行きました。自然と建築物が融合したつくりに刺激を受け、勉強になりました。

ヴォ・チョン・ギア氏の設計したレストランを見学に行きました。自然と建築物が融合したつくりに刺激を受け、勉強になりました。

海外で働くために必要な2つの武器
海外で働く際に必要となるスキルも、具体的に知ることができました。まずは、英語。事前に英語の勉強を十分にしてからインターンシップに臨みましたが、実習中は、専門用語がわからず悔しい思いもしました。そして、CADによる設計の技術。日本と同様、海外で建築の仕事に携わる場合でも、CADのスキルは必須であることがわかりました。「将来は、海外で建築関係の仕事に携わり、活躍したい」という夢を持っている森田さん。夢の実現に向けて何が必要かを具体化でき、今後の勉強の方向性を定めることができました。

オフィスでの昼食の時間。休憩時間には、地元スタッフや世界各国から集まった人たちと楽しいひとときを過ごしました。

オフィスでの昼食の時間。休憩時間には、地元スタッフや世界各国から集まった人たちと楽しいひとときを過ごしました。

「日本とは異なる世界に触れ、大きな刺激になりました。今まで以上に建築の勉強を前向きに取り組んでいきたいです」と、自信と希望にあふれた笑顔で語ってくれました。

「日本とは異なる世界に触れ、大きな刺激になりました。今まで以上に建築の勉強を前向きに取り組んでいきたいです」と、自信と希望にあふれた笑顔で語ってくれました。

大学で学んだ技術を実践
伊藤優さん(環境デザイン学科・3年)も、森田さんと同じヴォ・チョン・ギア・アーキテクツでインターンシップを行いました。ベトナムに行く前は、将来は住宅の設計をやりたいとは思いつつも、自分の進路を明確に決めることができていませんでした。
担当したのは、森田さんと同じ模型作りです。日本では箱型の建物が多い中、ベトナムでは、竹などの構造材を利用するため、曲線箇所が多く材料のカットに苦労しました。しかし、大学で培った模型作りの技術は精度の高さが評価され、無事完成させることができました。

「仕事と休憩の時のメリハリがしっかりしていて、より良いものを創り上げるための意識の高さに圧倒されました」と伊藤さん。

「仕事と休憩の時のメリハリがしっかりしていて、より良いものを創り上げるための意識の高さに圧倒されました」と伊藤さん。

完成した模型を前に。前列左から二番目が森田さん。三番目が伊藤さん。

完成した模型を前に。前列左から二番目が森田さん。三番目が伊藤さん。

コミュニケーション能力アップで進路が明確に
自分のコミュニケーション能力を向上させたい」という思いも持って、海外インターンシップに臨んだ伊藤さん。ところが、現地到着と同時にホームシックになり、実習が始まっても、英語がわからずに苦労しました。そこで、"what"や"where"などキーになる言葉を聞き逃さないにように注意しました。一緒に働くスタッフと、ランチやディナーを共にしたり、地元のカフェに行ったりして交流を深めていくうちに、少しずつ英語でのコミュニケーションにも慣れ、ホームシックも解消されていきました。
伊藤さんが考える海外インターシップで得た一番の収穫は、"人と接するときに堂々と振る舞えるようになったこと"だそうです。誰とでも気軽に会話することができるようになり、自信にもつながりました。こうした経験は、将来の進路選択にも影響を及ぼしています。もともと住宅設計に興味があったことから、設計の仕事を目指していましたが、コミュニケーションに自信がつき、営業の仕事もしてみたいと夢が膨らみました。「お客さまと直接対話しながら、設計と営業の両方の立場から家づくりの提案ができるようになりたいですね」

インターンシップ終了直前には、現地スタッフの家で送別会が行われ、ベトナムの住環境を肌で感じることもできました。

インターンシップ終了直前には、現地スタッフの家で送別会が行われ、ベトナムの住環境を肌で感じることもできました。

「自分に自信がつき、何事にも積極的に取り組めるようになりました。ぜひ多くの人に海外インターンシップを経験してほしいです」と伊藤さん。

「自分に自信がつき、何事にも積極的に取り組めるようになりました。ぜひ多くの人に海外インターンシップを経験してほしいです」と伊藤さん。

成長につながる海外インターンシップ
文化の違う海外で就業体験を行うことで、学生は自らの視野を広げ、それまで気付いていなかった自分の内面を知り、大きく成長できました。広島工業大学では、学生一人ひとりの将来の夢の実現のために、これからも就職サポートの充実を図っていきます。

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