「職場研究」でリアルな仕事の現場を知ろう! 1・2年生が広島市中区のビル建設現場を訪れました。

仕事現場を知ることができる職場研究
広島工業大学には、1・2年生が直接企業を訪問し仕事の現場を知ることのできる「職場研究」というプログラムがあります。企業の方々に直接質問する機会も設けられており、見学や対話を通じて将来を明確にイメージすることができます。今年度も各企業の皆さまのご協力のもと、機械製造業、食品製造業、建設業など幅広い業種で、職場研究を実施しました。
今回は、9月6日に行われた広島市中区のオフィスビル建設現場見学の模様をお伝えします。

見学したのは、広島市中区に建設中の複合型オフィスビル「スタートラム広島」。完成すると地上16階の建物になります。

見学したのは、広島市中区に建設中の複合型オフィスビル「スタートラム広島」。完成すると地上16階の建物になります。

まずは、事務所で工事概要についてご説明いただきました。

まずは、事務所で工事概要についてご説明いただきました。

オフィスビルの建設現場を見学
この日は、1・2年生を中心にした37名が参加。今回、施工現場を見学する「スタートラム広島」は、広島市の中心部、東急ハンズ広島店の西隣で建設が進められている複合型オフィスビルで、鹿島建設・大林組・広電建設・鴻治組の共同企業体(JV)が施工を行っています。2015年12月に工事がスタートし、2017年11月の完成を目指して、現在、基礎・地下躯体工事が進められています。

現場は人通りの多い相生通りに面しており、工事の際は細心の注意が求められます。安全面の配慮についても教えていただきました。

現場は人通りの多い相生通りに面しており、工事の際は細心の注意が求められます。安全面の配慮についても教えていただきました。

高層ビルの工事現場を訪れるのは、ほとんどの学生が初めての経験です。建築工法、コスト管理、工程管理など、初めて知る話に聞き入っていました。

高層ビルの工事現場を訪れるのは、ほとんどの学生が初めての経験です。建築工法、コスト管理、工程管理など、初めて知る話に聞き入っていました。

これからの現場に欠かせないBIM
現代の建設現場の多くでは、3次元のデジタルモデルに建築物の属性情報を付加したBIM(Building Information Modeling)というシステムを活用しています。「スタートラム広島」の施工現場でも、BIMを積極的に活用しており、そのデモ画面を見せていただきました。BIMを用いれば、鉄骨や配管、ダクトなどが組み上がっていく様子がわかるだけでなく、そのコストや材料の情報など建物全体を把握することが可能です。「BIMは、これからの時代の建設現場には欠かせないものです。ぜひ覚えておいてください」と担当者の方から説明を聞き、学生も興味深そうに見つめていました。

BIMの画面で、ビル完成時の様子をご説明いただきました。図面を随時確認できるタブレット端末など、建設現場のICT化はさまざまな場面で進んでいます。

BIMの画面で、ビル完成時の様子をご説明いただきました。図面を随時確認できるタブレット端末など、建設現場のICT化はさまざまな場面で進んでいます。

いよいよ現場へ
続いて、建設現場を見学しました。まだ基礎工事の段階ということで、BIM画面で見たような建物は建っていませんが、安全に気を配りながら働く作業員の方々や、巨大なコンクリートポンプ車を目の当たりにして、熱気のあるリアルな現場を体感することができました。

中央のコンクリートポンプ車で、基礎部分に生コンを注入していきます。

中央のコンクリートポンプ車で、基礎部分に生コンを注入していきます。

巨大な建設現場に驚きつつも、ここにどのようなビルが建つのか、イメージを膨らませていきます。

巨大な建設現場に驚きつつも、ここにどのようなビルが建つのか、イメージを膨らませていきます。

建築の仕事を総合的に理解
最後の質疑応答の時間では、「大学時代に必要な経験は何ですか?」「仕事中に心がけていることはありますか?」「女性も活躍できますか?」といった学生からの質問に、丁寧にお答えいただきました。事前に事務所で伺った説明と現場で体感したことが一つになり、学生は建築の仕事を具体的にイメージすることができるようになりました。

「学生時代は、勉強はもちろん、いろいろな経験を積みましょう。今の時間を大切にしてください」など、多数のアドバイスをいただきました。

「学生時代は、勉強はもちろん、いろいろな経験を積みましょう。今の時間を大切にしてください」など、多数のアドバイスをいただきました。

伊藤所長(右 鹿島建設株式会社)「建設現場のさまざまな部分を見て、興味を持ってもらえたらうれしいですね」。広工大OBの池田次長(左 株式会社大林組)「大きな仕事に携われる醍醐味を、ぜひ知ってほしいです。素晴らしい後輩が入社してくれることを期待しています」

伊藤所長(右 鹿島建設株式会社)「建設現場のさまざまな部分を見て、興味を持ってもらえたらうれしいですね」。広工大OBの池田次長(左 株式会社大林組)「大きな仕事に携われる醍醐味を、ぜひ知ってほしいです。素晴らしい後輩が入社してくれることを期待しています」

参加した橋本香里さん(環境学部環境デザイン学科・2年)。「設計の仕事や街づくりに興味がありますが、こうした建設現場の雰囲気を知ることができたことは、将来に向けてとても意味のあることだったと思います。大学で企画してもらって助かりました」

参加した橋本香里さん(環境学部環境デザイン学科・2年)。「設計の仕事や街づくりに興味がありますが、こうした建設現場の雰囲気を知ることができたことは、将来に向けてとても意味のあることだったと思います。大学で企画してもらって助かりました」

藤孝紘君(環境学部環境デザイン学科・2年)「大きな建物ができていく面白さを体感することができ、参加してよかったです。今後の就職活動に向けた大きな第一歩になりました」

藤孝紘君(環境学部環境デザイン学科・2年)「大きな建物ができていく面白さを体感することができ、参加してよかったです。今後の就職活動に向けた大きな第一歩になりました」

将来を考える材料に
巨大なオフィスビル工事現場、そのスケールを体感できたことは、今後の進路選択に向けた大きな経験の一つになったはずです。広島工業大学では、1年次から各種就職支援プログラムを用意し、学生の就職をサポートしています。
ご協力いただいた企業の皆さま、本当にありがとうございました。

就職・キャリア

関連情報