社会に出てから役立つ力をOB・OGが伝授 第1回経情・零壱ゼミナールを開催しました。

就職活動を控えた学生と社会経験が豊富なOB・OGが交流
社会人に求められるコミュニケーション能力とは、さまざまな世代や立場の人に対し自分の意見を述べ、相手の意見を聞いて「対話」ができることです。情報学部では、世代の異なる人とのコミュニケーションを通して人間力を高める取り組みとして、8月6日に「経情・零壱ゼミナール」を開催しました。
このゼミナールは、情報学部の同窓会「経情会」が、これから社会に出る学生を応援しようと、情報学部の先生方や情報系学生の自治団体「零壱会」とともに企画したもので、第1回のこの日は、社会で重要な「ヒト」「モノ」「カネ」の中の、特に「ヒト」に関することについて、学生と社会経験が豊富なOB・OGが意見交換を行いました。学生が日ごろ接する機会の少ない社会人の方々とリラックスした雰囲気で会話できるように、ワールドカフェ・スタイルで実施。参加者は少人数のグループに分かれて意見交換し、時間が来たらテーブルを移動して違うメンバーと意見交換を行います。これを何度か繰り返し、さまざまな人の考えに触れながら意見を集約、最後の発表につなげていきます。

会場は平和公園の近くにある広島工業大学広島校舎。情報学部の2~4年生23人とOB・OG、そして教員が参加し、ゼミの後には懇親会も行われました。

会場は平和公園の近くにある広島工業大学広島校舎。情報学部の2~4年生23人とOB・OG、そして教員が参加し、ゼミの後には懇親会も行われました。

「相手に自分の考えを伝えるには訓練が必要です。経情会の皆さんの力を借りてその力を鍛え、実力を付けて社会に出てください」と情報学部長の長坂先生。

「相手に自分の考えを伝えるには訓練が必要です。経情会の皆さんの力を借りてその力を鍛え、実力を付けて社会に出てください」と情報学部長の長坂先生。

情報工学科の濱崎先生が今回の進行について説明。最終的に今日のテーマ「人と人を結ぶこと」のサブタイトルを決めることを目標に、4、5人ずつ8つのグループに分かれて意見交換していきます。

情報工学科の濱崎先生が今回の進行について説明。最終的に今日のテーマ「人と人を結ぶこと」のサブタイトルを決めることを目標に、4、5人ずつ8つのグループに分かれて意見交換していきます。

まずは、各班で「休日に楽しむこと」をテーマに自己紹介。お互いの趣味など、各人の背景を知ることが、打ち解けるきっかけになります。

まずは、各班で「休日に楽しむこと」をテーマに自己紹介。お互いの趣味など、各人の背景を知ることが、打ち解けるきっかけになります。

講演を聞いて意見交換
自己紹介の後は、「人と人を結ぶこと」をテーマに、経情会の堤田英治さん(経営工学科※OB・堤田貴金属工業株式会社 代表取締役社長)と道田憲治さん(経営工学科OB、経情会会長、株式会社セイコー勤務)が講演されました。それぞれの講演内容の中で気になったキーワードについて、各グループで意見交換をしていきます。

※経営工学科・・・1966年に開設され、企業や工場における経営や生産管理システムについて、工学的な手法を用いて、分析やシミュレーションを行い、経営の改善や生産性の向上を目指すことを主な学びの領域とした学科。2000年の学科改編以降は、現在の知的情報システム学科がその流れを汲んでいます。

堤田さんは「チャンスに自ら積極的に飛び込んでいけば、必ず素晴らしいことが待っています」と語られました。経営者としての視点からのアドバイスは、これから社会に出る学生にとって、重みのある内容でした。

堤田さんは「チャンスに自ら積極的に飛び込んでいけば、必ず素晴らしいことが待っています」と語られました。経営者としての視点からのアドバイスは、これから社会に出る学生にとって、重みのある内容でした。

「"ありがとう" "悪かったね" "良かったよ"などの言葉をかけることから人とのつながりが生まれ、有形のモノやお金に結びつくことが、長年の社会経験でわかりました」と、道田さん。現在の勤務先では設立時から幹部社員として活躍され、多くの人々と関わって来られた道田さんのお話に、学生たちは熱心に聞き入りました。

「"ありがとう" "悪かったね" "良かったよ"などの言葉をかけることから人とのつながりが生まれ、有形のモノやお金に結びつくことが、長年の社会経験でわかりました」と、道田さん。現在の勤務先では設立時から幹部社員として活躍され、多くの人々と関わって来られた道田さんのお話に、学生たちは熱心に聞き入りました。

講演後には、各人がテーブルの模造紙に「チャンス」「笑顔」など、気になった言葉やフレーズを書き込み、なぜその言葉が印象に残ったのかについて意見交換していきます。

講演後には、各人がテーブルの模造紙に「チャンス」「笑顔」など、気になった言葉やフレーズを書き込み、なぜその言葉が印象に残ったのかについて意見交換していきます。

OB・OGの皆さんも学生のグループに加わり、ご自身の社会での経験を交えた意見を述べます。現場の話が聞ける貴重な機会でもあり、学生たちも興味津々です。

OB・OGの皆さんも学生のグループに加わり、ご自身の社会での経験を交えた意見を述べます。現場の話が聞ける貴重な機会でもあり、学生たちも興味津々です。

人と人のつながりを真剣に考える
テーブルを移って別のグループのメンバーと意見交換をした後は、最初のテーブルに戻り、本日のテーマ「人と人を結ぶこと」のサブタイトルを考えました。「結果は後から絶対に付いてくる」「コンピュータが教えてくれないこと」「工大生の武器」など、8つの班がそれぞれ異なるタイトルを発表しました。

各グループの代表者がメンバーと意見を出し合って決めたサブタイトルについてプレゼンテーションを行いました。今後のゼミナールでも、各回のサブタイトルを決定していく予定です。

各グループの代表者がメンバーと意見を出し合って決めたサブタイトルについてプレゼンテーションを行いました。今後のゼミナールでも、各回のサブタイトルを決定していく予定です。

「就職活動を控えた学生の模擬面接を行った際に、学生のうちから社会人と話す機会を意識的に作ることが必要だと感じ、このゼミナールを企画しました。学生たちは、今日の講演を真剣に聞き、意見交換の際は主体的に話してくれ、手ごたえを感じました」と吉岡新さん(経営工学科OB・マツダ株式会社 技術本部 生産企画部 主幹)。

「就職活動を控えた学生の模擬面接を行った際に、学生のうちから社会人と話す機会を意識的に作ることが必要だと感じ、このゼミナールを企画しました。学生たちは、今日の講演を真剣に聞き、意見交換の際は主体的に話してくれ、手ごたえを感じました」と吉岡新さん(経営工学科OB・マツダ株式会社 技術本部 生産企画部 主幹)。

山口柾人君(情報学部情報工学科・3年 広島県立呉昭和高校出身)「自分で一歩踏み出すことは、本当に大事なのだと思いました。人事担当の方が見るポイントも直接聞くことができ、参加してよかったです」

山口柾人君(情報学部情報工学科・3年 広島県立呉昭和高校出身)「自分で一歩踏み出すことは、本当に大事なのだと思いました。人事担当の方が見るポイントも直接聞くことができ、参加してよかったです」

小原一将君(情報学部情報工学科・3年 広島県立因島高校出身)「お客さまに対して営業をする場面で、自分が笑顔や気持ちを表現することが、その仕事にいい影響を及ぼすという話が印象に残りました。社会に出たら、ぜひ実行しようと思います」

小原一将君(情報学部情報工学科・3年 広島県立因島高校出身)「お客さまに対して営業をする場面で、自分が笑顔や気持ちを表現することが、その仕事にいい影響を及ぼすという話が印象に残りました。社会に出たら、ぜひ実行しようと思います」

OB・OGと触れ合い身に付く社会人力
実社会の経験豊富なOB・OGの方々と直接交流した「経情・零壱ゼミナール」は、インターンシップや就職活動を始める前の学生にとって、自分の意見を相手に伝え、理解してもらうために、今後、どのような経験を積んでいくべきかを知るための貴重な体験になりました。今後、開催が予定されている第2回、第3回のゼミナールでは、それぞれ「モノ」と「カネ」に関して意見交換を行う予定です。さらに経験値がアップすることを期待しています。

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