
海外で伸ばす自らのチカラ
海外留学は、語学力やコミュニケーション力が身に付くだけではなく、異文化への理解を深め、自らの視野を広げる絶好のチャンスです。広島工業大学では、アメリカ、中国、カナダの大学と協定を結んでおり、毎年多くの学生が世界に羽ばたき、大きな自信をつけて帰国しています。
7月25日、今年度の海外留学生を激励する壮行会を開催しました。今年度は、4名の学生が派遣留学プログラム(※)を利用し、9月にカナダのトリニティ・ウエスタン大学へ飛び立ちます。
※トリニティ・ウエスタン大学派遣留学プログラムに採用された学生は、留学費用が一部免除(10万円程度)されます。
【2016年度派遣留学生】
浦辻 知輝君(工学部建築工学科・3年)
坪井 幹士君(情報学部知的情報システム学科・2年)
宇山 優理さん(生命学部食品生命科学科・2年)
新里 晴香さん(生命学部食品生命科学科・2年)
TOEICの勉強を重ねてきた浦辻君。「シカゴカブスに所属する川崎宗則選手のように、自分から積極的に海外の人とコミュニケーションを図っていきたいです」
「派遣留学生に選ばれたことに感謝し、広島工業大学の代表として頑張りたいです」と坪井君。
海外留学への思いを語る
壮行会では、留学に向けての抱負が語られました。
写真は、昨年、宇山さんが出場したスピーチコンテストの様子。
「2週間という短い期間ですが、内容の濃い留学にしたいです」と抱負を語ってくれました。
留学への思いを語る新里さん。「海外の人と積極的にコミュニケーションを取り、留学でしかできない経験を積み重ねてきたいと思います」
鶴学長から「留学期間はあっという間に過ぎてしまいます。一日一日を大切に過ごしてください」と激励の言葉をいただきました。
教職員とともに歓談の時間が設けられました。先生方の留学経験から最新の海外事情まで、幅広いお話を聞くことができました。
最後に国際交流センター長の王先生があいさつ。「海外では、本学の代表としての自覚を持って行動してください。帰国後、皆さんに元気で会える日を楽しみにしています」
4名の留学への思い
あらためて、留学する4名に話を聞きました。
宇山さん(左)「カナダはもちろん、世界中の留学生と交流したいです」
新里さん(右)「部活で長刀をしていたので、日本の武道を海外の方に紹介したいです」
坪井君(左)「現地のテレビ番組をいろいろ見てみたいです」
浦辻君(右)「スポーツが好きなので、カナダならではのスポーツを現地で観戦してみたいです」
鶴学長を囲んで参加者全員で記念撮影。
大きな期待を胸に
4名の学生に、期待と不安のどちらが大きいか尋ねたところ、全員が期待でいっぱいだと答えてくれました。そのポジティブな思いは、きっと留学を実り多いものにしてくれるはずです。カナダの地で4名がどのように成長して帰ってくるのか、楽しみに待ちたいと思います。