
広島工業大学女子学生キャリアデザインセンター(JCDセンター)では、「食」を通じたキャリアアップを目指す女子学生を対象として、学内レストラン「LEAF GARDEN」の新メニュー開発を、2013(平成25)年度から継続的に行っています。7月13日、今年度最初の開発メニュー「揚げ鶏~キャロットソースとともに~」を販売しました。
1日限り70食限定販売。五穀米、味噌汁、デザートが付いてお値段は500円とお得です。
たっぷり野菜と五穀米を使い、栄養バランスの良い一品に仕上がりました。
メンバーは1・2年生で構成されており、自分たちが「食べたい」「食べてほしい」と思うアイデアを持ち寄り、試作や試食を重ねてきました。ボリューム、コスト、彩り、栄養面、季節感などさまざまな条件を考慮しながらメニューを決定。1年生のうちからメニュー開発という「ものづくり」に携われる点が、プロジェクトの大きな魅力です。
LEAF GARDENのゲストルームに集合。「いただきます!」
「さっぱりしていて、試作時よりおいしくなったね」「ソースの色が前よりも鮮やかだね」開発時の思い出話に花が咲きます。
見事完食!「酸味があって暑い夏にはピッタリ。おいしかったです」
食事後は見た目や量などをメンバーそれぞれがチェック。今後の開発に役立てていきます。
リーダーの林優花さん(生命学部食品生命科学科・2年)と、サブリーダーの薮木舞さん(生命学部食品生命科学科・1年)に話を聞きました。
「男子学生が多いので、ボリュームも考えてこのメニューに決めました。キャロットソースは、JCDセンターのカラーであるオレンジを意識しました。リーダーとしてはスケジュール管理が大変でしたが、メンバーをまとめた経験は必ず今後に生きると思います」(林さん)
「このプロジェクトは、自分で考えた料理が現実のものになる喜びを体験できるのが、一番楽しいところです。同時に、食材のコストまで意識することが大切だということを学びました。今後は、先輩の姿を参考に、リーダーをやってみたいです」(薮木さん)
「食品生命科学科以外の女子学生も歓迎です」と林さん(右)。「後期はいっしょにメニュー開発を行いましょう」と薮木さん(左)。
「限定メニューとは知らなかったのですが、彩りがきれいで栄養バランスもよさそうなので注文しました。ニンジンの味が強くないので、嫌いな人でも食べられると思います」と茂田佳乃さん(生命学部生体医工学科・1年)
「ボリューム満点で男子学生でもきっと満足すると思います。おいしかったです!」と甲斐大貴君(右 工学部電気システム工学科・1年)
今年度は、後期にも新しいメニューが登場する予定です。1年生が中心となって生み出される新メニューを期待して待ちましょう。