「子どもの受験と親の役割」をテーマに教育講演会を開催しました。

「子どもの受験は、どうやって乗り切ったらいいのでしょうか」受験生をかかえる保護者の皆さまの悩みを解決するために、広島工業大学では「子どもの受験と親の役割」と題して講演会を開催しました。講師は、心療内科医であり、進学塾「長井ゼミ」の代表である長井敏弘先生。11月22日、広島市中区のリーガロイヤルホテルに、たくさんの親子にお集まりいただきました。

鶴学長のあいさつ。「地方から社会に貢献できる技術者を育てたいと考えています」

鶴学長のあいさつ。「地方から社会に貢献できる技術者を育てたいと考えています」

講演に先立ち、入試広報部の小川部長による大学紹介がありました。

講演に先立ち、入試広報部の小川部長による大学紹介がありました。

鶴学長は「広島工業大学は、ものづくりというキーワードを大切にしながら、広島という地方都市の活性化を担うべく、これまで約4万人の卒業生を送り出してきました」と歴史を踏まえてあいさつ。「受験生を抱える保護者の方々にとっては、今はとても大事な時期。今日の講演会をお子さんのために役立てください」と話しました。
入試広報部の小川部長による大学紹介に続き、長井先生の講演が始まりました。その講演は、会場の保護者の皆さまに問いかけながら進める参加型のものでした。「普段あまり口を聞いてくれない子どもが、親に相談にきたらどうしますか?」と、長井先生が問いかけます。親として意見を言いたいのをグッとこらえ「自分はどう思うの?」と、聞き返してあげることがポイントです。「ここぞとばかりに親側の意見を押し付けてしまうと、話してくれなくなります。子どもは何かを聞いてほしいと思っているのだから、その気持ちを察して、じっくり聞いてやることが大切ですね」とまとめられました。

長井先生の講演。「親と子どもの思いには大きなギャップが存在することもあります」

長井先生の講演。「親と子どもの思いには大きなギャップが存在することもあります」

参加者のそばに歩み寄って熱弁をふるう長井先生。「心配のあまり、勉強中の子どもの部屋を覗いたりしてはいけませんよ」苦笑いされる保護者も。

参加者のそばに歩み寄って熱弁をふるう長井先生。「心配のあまり、勉強中の子どもの部屋を覗いたりしてはいけませんよ」苦笑いされる保護者も。

特に、中学2年生の秋頃からは、子どもの成長も著しく家庭でも変化が出てくる時期だと先生。子どもが努力して勉強しているのならば、成績が上がらなくても怒ってはいけないそうです。そして、高校生になると精神面が成長するため、ホンネやタテマエもわかり始めます。親側は、それを理解して接するようにすることが大切です。「何を考えているのかわからなくて、勉強しなさいと口走ってしまうと、その言葉が子どもの思いを逆なでしてしまうこともあります
まとめとして、大学受験の心得として大切なのは、親も"自分自身との戦い"になるということ、そして、子どもに対して言いたいことがあっても、じっと我慢して見守ることの大切さを強調されました。

講演終了後、個別相談が行われ、長井先生が各家庭の悩みに耳を傾けました。

講演終了後、個別相談が行われ、長井先生が各家庭の悩みに耳を傾けました。

広工大の学びについての相談コーナーも設置されました。

広工大の学びについての相談コーナーも設置されました。

講演を聞かれた下野さん親子にお話を伺いました。
下野由香さん(高校3年生)「高校2年生の夏休みにお母さんと話し合って、理科の先生になりたいことを打ち明けました。2人でいろいろと調べて、広工大の食品生命科学科に興味が湧き、受験することに決めました
母親の下野利恵さん「受験日までしっかりと見守りながら、親子で乗り越えて行きたいと思います

「今日のお話を聞いて、子どもにどう接したらいいか理解できた気がします」と下野利恵さん。「先生が話されたように、私もかつて寝る前4時間勉強して、7時間の睡眠をとって、朝1時間勉強することを実践していました。その頃を思い出して頑張ります」と由香さん。

「今日のお話を聞いて、子どもにどう接したらいいか理解できた気がします」と下野利恵さん。「先生が話されたように、私もかつて寝る前4時間勉強して、7時間の睡眠をとって、朝1時間勉強することを実践していました。その頃を思い出して頑張ります」と由香さん。

「子どもを信じてやることが重要です。『お母さんは

「子どもを信じてやることが重要です。『お母さんは"勉強しなさい"って言いたいかもしれないけれど、こらえてくれているんだ』と気付いてくれるようになります」と長井先生。

A日程の受験日までもう少し。親子が力をあわせて、共通の目標を目指して頑張ってください。

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