
11月23日、「第46回冬の芸術展」を開催しました。広島工業大学には30近い文化系のクラブ・サークルがあり、忙しい授業の合間を利用して、作品の制作や演奏の練習を行っています。この日は、その中の7サークルが日頃の成果を発表し、工大生はもちろん地域の皆さんや他大学の学生さんに向けて披露しました。また、スペシャルゲストとして、シンガーソングライターの山根万里奈さんと丸本莉子さんが登場し、外の寒さを吹き飛ばすような熱い歌声に酔いしれました。
会場のNexus21(右奥)。冬の芸術展は46回目を迎える伝統のイベント。毎年、たくさんの方にお越しいただいています。
実行委員長の桑原栄幸君(工学部建築工学科・3年)「夏休みから準備を重ねてきました。40人いる文化局のメンバーをまとめていくのは大変でしたが、地域の方々をはじめ皆さんのご協力のもと、無事に開催することができました」
Nexus21の1階ロビーおよび2階では、写真部、美術部、A.I.C(Animation、Illustration、Comic)、科学部、基礎理論工学研究会のサークル紹介や作品展示が行われていました。
写真部の大林遼平君、鈴木七海さん、見崎裕也君、中村彰希君(左から)「撮影旅行に行ったりしながら、みんなで自由に写真を楽しんでいます。5月にはアステールプラザでフォトマーケットという合同写真展を開催しますので、ぜひ見に来てください」
美術部の展示。油絵、水彩画、デジタル画や切り絵など、多彩な作品が来場者の目をひきつけていました。
美術部部長の藤吉祐太君。「自分のやりたいテーマで自由に創作できるクラブです。今回の冬の芸術展のパンフレット表紙にも、美術部員の作品が使われています」
A.I.C.の藤井芳樹君(左)と舛形亮哉君(右)。「イラスト制作やアニメ制作など幅広い活動を行っています」今回、藤井君は3分40秒のホラーアニメの監督を務めました。
科学の面白さを知ってもらいたいという思いから、レスキューロボットや3Dプリンターなど、見て触って楽しめる展示を用意した科学部。
基礎理論工学研究会の寺脇友秋君。「CGや音楽、ゲームなど大学で学んだプログラミングの知識をベースに、作品制作を行っています」
デネブホールにはグリークラブの歌声と鼓遊会の太鼓の音が響き渡っていました。さらに、スペシャルゲストの山根万里奈さんと丸本莉子さんがステージを盛り上げます。
アニメソングからバラードまで、息の合ったハーモニーを奏でるグリークラブ。
気迫のこもった熱い演奏を見せた鼓遊会。地域のお祭りや福祉施設などでも演奏を披露しています。
ギター一本で聴衆を魅了した山根万里奈さん。一緒に歌えるパートもあり、みんなで歌う楽しさを感じることができました。
昨年に引き続き冬の芸術展を盛り上げていただいた丸本莉子さん。パワフルな歌声から元気をいただきました。
冬の芸術展の音響を担当したのは、PA-HITの学生。部長の金田尚子さん(右)と、森川清文君(左)
来場された広島文教女子大学の大学祭実行委員会の皆さん。「とても楽しかったです!」
クラブ・サークルの日々の活動の成果を十分に堪能できた冬の芸術祭。これも、この日のために準備を重ねてきた学生自治会文化局の努力の賜物です。関係者の皆さん、本当にお疲れさまでした! そしてスペシャルゲストの山根さん、丸本さん、素晴らしいステージをありがとうございました!