
11月25日、2014(平成26)年度企業懇談会を開催しました。日ごろからお世話になっている企業の方々に感謝の意を表するとともに、今後の就職支援のための情報交換を行うことを目的としています。今年度は、2012年に新設した生命学部の学生が就職の時期を迎えることや、2016年卒業・修了予定者の就職活動スケジュールが変わることに関する情報交換が行われるなど、例年にも増して意義深い懇談会となりました。
会場となったのは南区松原町のホテルグランヴィア広島。
385社、590名の方々にお越しいただきました。
企業懇談会に先立ち、本学の教員ならびに大学院生が研究内容を紹介するパネル展示「ポスターセッション」を開催しました。組織を越えた横断的な研究を行う「プロジェクト研究センター」の内容など、本学の幅広い研究を企業の方々に知っていただくことで、産学連携を推進する場となっています。
社会の課題解決に貢献する、本学のさまざまな研究を紹介しました。
大学院生が研究内容を発表する場としても活用されています。
自身の研究内容を発表した大学院生は、
「分かりやすいパネルづくりを心がけ、図と箇条書きの文章で構成しました。多くの企業の方々が興味を持って説明を聞いてくださるのが嬉しいですね」(土井学君/工学系研究科 博士前期課程 機械システム工学専攻)
「建築の専門家ではない方にも内容を理解していただけるように考えながらまとめたことで、自分の研究を整理するいい機会になりました」(上野友輝君/工学系研究科 博士前期課程 環境学専攻)
と、この発表の場が自信につながったようでした。
「揺動ピストン型ロータリ圧縮機の機械力学解析」を発表した土井君。
「庭園家・重森三玲の作庭研究」を発表した上野君。
ポスターセッションの後、会場を移し、企業懇談会を開催しました。
「日本の成長の一翼を担う倫理観ある技術者を育成して参ります。卒業生に、皆さまの会社で働くチャンスをいただけるようお願い申し上げます」と鶴学長。
就職部長の福田由美子先生(工学部建築工学科)から、本学の就職状況の報告がありました。
復建調査設計株式会社代表取締役社長の小田秀樹様から乾杯のごあいさつを頂戴しました。
めまぐるしく変わる就職活動の動向について、活発な情報交換が行われました。
お越しいただいた企業の方々に、懇談会への思いや本学の印象などを伺いました。
JFEスチール株式会社の佐藤様。
富士通エフ・アイ・ピー株式会社の奥村様(左)と藤森様。
ローツェ株式会社の箱田様。
学科設置初年度の学生がいよいよ就職の時期を迎える生命学部食品生命科学科の平賀先生と、女子学生を支援するJCDセンター(女子学生キャリアデザインセンター)のセンター長を務める角川先生に話を伺いました。
生命学部食品生命科学科の平賀先生。
JCDセンター長の角川先生。
本学と企業様、そして企業様同士の情報交換の場として有意義な懇談会となりました。お忙しい中お越しいただいた企業の皆さま、本当にありがとうございました。