2015(平成27)年度HITフォーミュラおよびJCDセンター活動報告会を開催。今年度の活動成果を発表しました。

広島工業大学では、学生が主体的に取り組む活動を積極的に支援しています。2月19日、学生主体の2つの組織「HITフォーミュラ」と「女子学生キャリアデザインセンター(JCDセンター)」の活動報告会を開催しました。この1年間、どのようなことに挑戦し、どのような成果を上げたのか、代表学生が発表しました。

第1部 HITフォーミュラ活動報告会
学生自らが自動車の設計・製作を行う団体「HITフォーミュラ」の活動は、2008年からスタートし今年度で8年目となりました。スピードだけでなく、安全性やデザイン性など多岐にわたって競い合う全日本学生フォーミュラ大会での上位入賞を目指して、日々ものづくりに励んでいます。今年度は3年ぶりに大会出場がかなうも、車検に通らず実際にコースを走行する動的審査に進むことができませんでした。悔いは残りますが、走行練習を繰り返したことで、マシンをコントロールする技術力や問題が起こった時に解決する力が身に付いたことを報告し、今後の飛躍を約束しました。

8年間の活動を振り返りながら、マシン走行の動画で今年度の活動を紹介しました。

8年間の活動を振り返りながら、マシン走行の動画で今年度の活動を紹介しました。

「ものづくりに携わった経験は、これからの学生生活、そして社会に出たときに必ず役に立つはずです」と鶴学長。

「ものづくりに携わった経験は、これからの学生生活、そして社会に出たときに必ず役に立つはずです」と鶴学長。

第2部 JCDセンター活動報告会
続いて、JCDセンターの活動成果が報告されました。昨年度構築された5つの活動グループ「J-group」は、2年目になり、ますますパワーアップしました。さまざまなプログラムの企画・運営を行い、女子学生一人ひとりが大きくキャリアアップすることができました。報告会では、今年度取り組んだ活動の中から5つのプロジェクトについて、その活動成果を発表しました。

1 企業との商品開発(J-eat)
地元の水産加工会社フレッシュヒロウオ株式会社の協力のもと、学生目線の斬新なアイデアを商品化するプロジェクトが、今年度からスタートしました。企業を訪問し加工設備の見学や、魚のさばき方も教えていただきました。そして、試行錯誤の末、カップ寿司を開発し、11月に行われた西区民まつりで実際に販売することができました。企業の方と連携し新しい商品を生み出していく楽しさと大変さを経験することができました。

2 農業プロジェクト(J-eat)
昨年度はサツマイモを栽培し、地域の子どもたちとスイートポテトづくりを行った農業プロジェクト。今年度はサツマイモに加え新たにタマネギやジャガイモを栽培しました。収穫物を使って料理教室を開催したり、ケーキを作って学内行事「三宅駅伝」でふるまったりと、積極的に活動。計画力や実行力、協調性を身に付けるなど、大きな成果を上げることができました。

「企業との商品開発」の一環で出店した西区民まつりを振り返りながら「リーダーとして、グループをまとめていく力が身に付きました」と松岡由輝恵さん(生命学部食品生命科学科・2年)。

「企業との商品開発」の一環で出店した西区民まつりを振り返りながら「リーダーとして、グループをまとめていく力が身に付きました」と松岡由輝恵さん(生命学部食品生命科学科・2年)。

「農業プロジェクト」について発表を行った中村あやかさん(生命学部食品生命科学科・2年)は、「来年度はカボチャを栽培し、収穫物を使って工大祭に出店する予定です」と来年度の抱負を述べました。

「農業プロジェクト」について発表を行った中村あやかさん(生命学部食品生命科学科・2年)は、「来年度はカボチャを栽培し、収穫物を使って工大祭に出店する予定です」と来年度の抱負を述べました。

3 夏休み絵画コンクール(J-friend)
夏休み絵画コンクールは、小学生が絵を描くことでものづくりに興味を持ち、技術者を目指すきっかけを作ることを目的として開催しています。今年度は「未来の学校」をテーマに開催し、広島県内の18の小学校から490点の作品が集まりました。学生自ら近隣の小学校を訪問し、コンクールのPRを行ったことで、JCDセンターの活動を広く地域の方々に知ってもらうことができました。

4 出張理科実験教室(J-culture)
JCDセンターでは、子どもたちが理科に興味を持つきっかけを作るために小学生対象の出張理科実験教室を継続的に実施しています。今年度は広島県内の9か所で教室を開き、たくさんの子どもたちに理科の楽しさを伝えました。新しい実験テーマとして「水中シャボン玉実験」を考案し、小学生の目線に立って実験内容を考えたことで、子どもたちの「不思議」「驚き」「関心」を引き出すことができました。

「夏休み絵画コンクール」表彰式の様子。「保護者の方にも喜んでいただき自信になりました」と小谷紗加さん(工学部建築工学科・2年)が発表しました。

「夏休み絵画コンクール」表彰式の様子。「保護者の方にも喜んでいただき自信になりました」と小谷紗加さん(工学部建築工学科・2年)が発表しました。

「出張理科実験教室」について木村菜々美さん(生命学部食品生命科学科・2年)が発表。「子どもたちの笑顔を見ることができ、大きな達成感を味わうことができました」

「出張理科実験教室」について木村菜々美さん(生命学部食品生命科学科・2年)が発表。「子どもたちの笑顔を見ることができ、大きな達成感を味わうことができました」

5 第4弾こだわりルームプロジェクト(J-culture)
学生のデザインが実際の部屋に生まれ変わるこだわりルームプロジェクト。第4弾となる今年度も、島根不動産株式会社のご協力のもと、23名のメンバーからさまざまなアイデアが飛び出しました。最優秀賞には永尾友梨奈さん(環境学部地球環境学科・1年)考案の「Simple is the best」が選ばれ、壁紙貼りや棚の取り付けといった施工も、指導を受けながら学生自ら行いました。

最後に、今年度の活動総括として現幹事長の米田有紗さん(環境学部地球環境学科・4年)が「J-group構築から 2年、各プロジェクトへの参加者も大幅に増え、グループでの活動が定着したのを実感しています。JCDセンターの活動で得たものを糧に、社会人になっても頑張っていきたいです」とあいさつしました。さらに新幹事長の川岡聖夏さん(工学部建築工学科・2年)は「これからは学科の枠にとらわれず活動に参加できる仕組みを作り、他学科・他学年の学生がともに活動できる組織を作っていきたいです」と来年度の抱負を述べました。

「第4弾こだわりルームプロジェクト」について永尾友梨奈さん(環境学部地球環境学科・1年)が発表。「思い描いたことを形にする楽しさと難しさを経験することができました」

「第4弾こだわりルームプロジェクト」について永尾友梨奈さん(環境学部地球環境学科・1年)が発表。「思い描いたことを形にする楽しさと難しさを経験することができました」

「社会の期待に応える立派な成果を残してくれました。さまざまな活動から生まれる縁を大切にして、さらにその縁を増やしていってください」と鶴学長。

「社会の期待に応える立派な成果を残してくれました。さまざまな活動から生まれる縁を大切にして、さらにその縁を増やしていってください」と鶴学長。

「活動を通じて、目標を立てることの大切さを学びました。目標があるからこそ、チームとしてまとまることができます。このことは社会人になっても意識していきたいです」とHITフォーミュラの後藤秀敏君(工学部知能機械工学科・4年)

「活動を通じて、目標を立てることの大切さを学びました。目標があるからこそ、チームとしてまとまることができます。このことは社会人になっても意識していきたいです」とHITフォーミュラの後藤秀敏君(工学部知能機械工学科・4年)

「今後は、もっと多くの女子学生にJCDセンターを知ってもらい、ともに楽しみながらキャリアアップを目指してほしいと思います。」(左 米田さん)「先輩の築いてきた伝統を、さらに良いものにしていけるよう、頑張ります!」(右 川岡さん)

「今後は、もっと多くの女子学生にJCDセンターを知ってもらい、ともに楽しみながらキャリアアップを目指してほしいと思います。」(左 米田さん)「先輩の築いてきた伝統を、さらに良いものにしていけるよう、頑張ります!」(右 川岡さん)

今回発表を行った「HITフォーミュラ」と「JCDセンター」は長年にわたり継続的に活動を続けており、毎年新しいメンバーが参加することで学年を超えたつながりが生まれています。先輩の想いを受け継いだ後輩たちが、来年度どんなことに挑戦するのか、今後の活躍にご期待ください!

JCDセンター

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