広島カープOBの佐々岡真司さん、前田智徳さんをお招きし、第38回スポーツ講演会を開催しました。

毎年、広島工業大学体育会本部ではスポーツ界で活躍された方を招いて講演会を開催しています。今年の講師は、長年、広島東洋カープで活躍された、佐々岡真司さんと前田智徳さんのお二人です。テーマは「私の野球人生とは...」。カープの大スターであったお二人の講演会ということで、たくさんの方にお集まりいただきました。

開場30分前にもかかわらず、会場前には長蛇の列が。

開場30分前にもかかわらず、会場前には長蛇の列が。

およそ600席ある会場のデネブホールが、ほぼ満席になりました。

およそ600席ある会場のデネブホールが、ほぼ満席になりました。

鶴学長のあいさつ。「厳しいプロの世界で、長年活躍されてこられたお二人の経験を知ることは、みなさまの人生において、必ず役に立つはずです」

鶴学長のあいさつ。「厳しいプロの世界で、長年活躍されてこられたお二人の経験を知ることは、みなさまの人生において、必ず役に立つはずです」

体育会本部長のあいさつ。「元プロ野球選手の話を直接聞くことができる絶好の機会です。これからの学生生活に刺激を与えていただけるお話を期待しています」

体育会本部長のあいさつ。「元プロ野球選手の話を直接聞くことができる絶好の機会です。これからの学生生活に刺激を与えていただけるお話を期待しています」

講演の司会進行役は廣瀬桃子さん。「今シーズンの振り返り」から「広島市民球場時代の思い出」など、さまざまなテーマが投げかけられながらトークが進行していきました。
佐々岡さんは、中学時代までは内野手でしたが高校に入って身長が10センチ以上伸び、先輩にピッチャーがいなかったため、ピッチャーに転向。高校卒業時にプロからの誘いを受けながらも、母一人、子一人という家族のことを考え、地元の島根県に近いNTT中国で野球を続けることを選択しました。「母親の面倒をみなくちゃいけないという思いが強かったですね」と佐々岡さんは振り返ります。その後、カープに入団が決まり、背番号と同じ18年間のプロ生活を全うしました。「丈夫な体に産んでもらったことに感謝しています

司会の廣瀬桃子さんは、カープの廣瀬純選手の奥様。廣瀬選手のお子さんと前田さんのお子さんのチームが、少年野球で対戦したこともあるそうです。

司会の廣瀬桃子さんは、カープの廣瀬純選手の奥様。廣瀬選手のお子さんと前田さんのお子さんのチームが、少年野球で対戦したこともあるそうです。

最近急増中の"カープ女子"の話題でも盛り上がりました。

最近急増中の"カープ女子"の話題でも盛り上がりました。

一方、前田さんは、野球の強豪校である熊本工業高校で厳しい練習をこなし、3度甲子園に出場しました。「ただ、甲子園では勝ち上がることができず、くやしい思いが残っています」佐々岡さんの丈夫な体とは対照的に、プロ野球選手生活は怪我との戦いだった前田さん。打席では大きく見えるものの、プロ選手の中では大柄な方ではありません。「シーズンオフもみっちりトレーニングを積んで、キャンプでもしっかり体をつくって、やっと開幕できるという状態でした」。佐々岡さんも「もし彼がケガをしていなかったら、今よりもさらに素晴らしい成績を残していたはずです」と話します。
ただ、ケガをしたことで、専門のトレーナーの方のお話を聞いたり、あらかじめ予防をしたりと、練習と同じほど体のケアに気を配ることができたそうです。その結果が、42歳まで現役を続けることにつながりました。

前田さんは、夕方6時からナイターがある日でも、球場には11時すぎに入り、万全な状態で試合に臨んだそうです。準備することの大切さを教えていただきました。

前田さんは、夕方6時からナイターがある日でも、球場には11時すぎに入り、万全な状態で試合に臨んだそうです。準備することの大切さを教えていただきました。

お二人の話に聞き入り、あっという間の1時間半でした。

お二人の話に聞き入り、あっという間の1時間半でした。

講演後、サイン入りのカープグッズが当る抽選会が行われました。お二人から直接グッズをいただけるとあって、当選した方々は喜びいっぱいの表情を見せていました。

あこがれの佐々岡さんと握手。

あこがれの佐々岡さんと握手。

前田さんとの握手に緊張しながらも感激する学生。

前田さんとの握手に緊張しながらも感激する学生。

バットが当たった学生には、前田さんが目の前でサインを書き入れてプレゼント!

バットが当たった学生には、前田さんが目の前でサインを書き入れてプレゼント!

最後にお二人に感謝の気持ちを込めて花束が渡されました。

最後にお二人に感謝の気持ちを込めて花束が渡されました。

硬式野球部のキャプテンを務める中野大輔君(工学部電子情報工学科・3年)「佐々岡さんが、緒方監督は選手とコミュニケーションを交わしながらチームをまとめていくと言われたことが印象に残っています。私も緒方監督のやり方に習って、チームをまとめていきたいです」

硬式野球部のキャプテンを務める中野大輔君(工学部電子情報工学科・3年)「佐々岡さんが、緒方監督は選手とコミュニケーションを交わしながらチームをまとめていくと言われたことが印象に残っています。私も緒方監督のやり方に習って、チームをまとめていきたいです」

学外からも多数の方にご参加いただきました。広島経済大学3年生の服部隆典君。「佐々岡さんの、友人が辛い時こそ大事にするという話が印象に残っています。周囲に困っている人がいたら、そばで手をさし伸べられるような人間になりたいです」

学外からも多数の方にご参加いただきました。広島経済大学3年生の服部隆典君。「佐々岡さんの、友人が辛い時こそ大事にするという話が印象に残っています。周囲に困っている人がいたら、そばで手をさし伸べられるような人間になりたいです」

スポーツ講演会を担当した体育会本部の青木琢磨君(工学部建築工学科・2年)「多くの方に支えられて講演会を成功させることができました。お話を聞いて、前田さんが語られた準備の大切さ、日々努力し続けていくことの重要性を再認識しました」

スポーツ講演会を担当した体育会本部の青木琢磨君(工学部建築工学科・2年)「多くの方に支えられて講演会を成功させることができました。お話を聞いて、前田さんが語られた準備の大切さ、日々努力し続けていくことの重要性を再認識しました」

長年、プロで活躍されたお二人の言葉は奥深いものがあり、聴講者はその一言一句に感激し会場を後にしました。会場に多数集まった学生達が社会に出たときに、粘り強く努力し続けることの大切さを思い出してもらえるような講演会となりました。佐々岡さん、前田さん、素晴らしいお話をありがとうございました。

体育会本部

関連情報