企業と大学をつなぐ懸け橋に 「2015(平成27)年度企業懇談会」を開催しました。

2015年12月1日、2015(平成27)年度企業懇談会を開催しました。本学では、就職活動やインターンシップなどで日ごろお世話になっている企業の皆さまに感謝の意をお伝えし、今後の就職支援に向けた情報交換を行うことを目的に、毎年「企業懇談会」を開催しています。今年も多くの企業の皆さまにご出席いただき、就職活動に関する助言をいただくなど、意義深い懇談会となりました。

企業懇談会は、広島と大阪の2会場で開催。広島会場は、広島駅に隣接するホテルグランヴィア広島で開催しました。

企業懇談会は、広島と大阪の2会場で開催。広島会場は、広島駅に隣接するホテルグランヴィア広島で開催しました。

392社、623名の方々にお越しいただきました。

392社、623名の方々にお越しいただきました。

産学連携の可能性を探る「ポスターセッション」
企業懇談会に先立ち、本学の研究内容をポスターにまとめて掲示し紹介する「ポスターセッション」を開催しました。この日は、学内外の研究者で組織する大型のプロジェクト研究など、組織の枠組みを越えて横断的かつ最先端の研究を行う「プロジェクト研究センター」の取り組みや、大学院生の研究内容について紹介しました。

企業の皆さまに本学のさまざまな研究内容について知っていただくことで、産学連携の可能性が広がります。

企業の皆さまに本学のさまざまな研究内容について知っていただくことで、産学連携の可能性が広がります。

大学院生が研究を発表する場としても活用されています。大学院生にとっては、自分の研究を企業の視点で見つめる機会でもあります。

大学院生が研究を発表する場としても活用されています。大学院生にとっては、自分の研究を企業の視点で見つめる機会でもあります。

自らの研究をわかりやすい言葉で説明
ポスターセッションに参加した大学院生は、
「秒速2Km程度の火炎を詳細に測定したデータに多くの反響をいただきました。学会での発表と違い、予備知識があまりない方にも研究内容を理解していただけるよう心がけました」(宮田晋輔君/工学系研究科 機械システム工学専攻 博士前期課程1年)
「研究内容を専門外の方にわかりやすく伝えることを意識しました。電気設備の保全方式に興味を持ってくださる企業が多いことを実感しました」(村山真実子さん/工学系研究科 電気電子工学専攻 博士前期課程1年)
と、今回の発表の場で大きな自信を得られたようでした。

自動車エンジン内の燃焼現象の解明に役立つ「高密度に設置したイオンプロープ群による伝播火炎計測技術の開発」を発表した宮田君。

自動車エンジン内の燃焼現象の解明に役立つ「高密度に設置したイオンプロープ群による伝播火炎計測技術の開発」を発表した宮田君。

電気事故を未然に防止し、保全品質の向上を目指す「電力品質の保全~データマイニング分析を適用した需要設備の故障時期予測に関する研究~」を発表した村山さん。

電気事故を未然に防止し、保全品質の向上を目指す「電力品質の保全~データマイニング分析を適用した需要設備の故障時期予測に関する研究~」を発表した村山さん。

ポスターセッション終了後、会場を移して企業懇談会を開催しました。

企業の皆さまへの感謝の意を込めた鶴学長のあいさつでスタート。「昨今、データの偽装や改ざんといった、日本のものづくりの根幹を揺るがしかねない事件が起きています。本学では、"倫理観ある技術者の育成"を改めて意識し、努力してまいります」

企業の皆さまへの感謝の意を込めた鶴学長のあいさつでスタート。「昨今、データの偽装や改ざんといった、日本のものづくりの根幹を揺るがしかねない事件が起きています。本学では、"倫理観ある技術者の育成"を改めて意識し、努力してまいります」

就職部長の福田 由美子先生から、今年度と次年度の本学の就職状況について説明がありました。

就職部長の福田 由美子先生から、今年度と次年度の本学の就職状況について説明がありました。

賀茂鶴酒造株式会社代表取締役社長 藤原 昭典様から乾杯のあいさつを頂戴しました。

賀茂鶴酒造株式会社代表取締役社長 藤原 昭典様から乾杯のあいさつを頂戴しました。

スケジュールの変更など難しい状況が続く就職活動について、活発な情報交換が行われました。

スケジュールの変更など難しい状況が続く就職活動について、活発な情報交換が行われました。

お越しいただいた企業の方々に、企業懇談会の意義や本学の印象などを伺いました。

  • マツダ株式会社 R&D 技術管理本部 開発管理部 開発業務管理グループ アシスタントマネージャー 大杉 政克様
    先生方や学生・大学院生の皆さんとのつながりをつくる機会であり、さまざまな企業の方々と情報交換ができるいい機会だと捉えています。広工大は、ものづくりに対する情熱や熱意があり、基礎知識をしっかり身につけている学生さんが多いという印象がありますね」
  • 医療法人あかね会 土谷総合病院 本部事務局 総務部 総務課長 新田 将仁様
    「広工大に生体医工学科が新しくできたことをきっかけに、今回初めて採用させていただきました。工業系の大学とのご縁ができて、当病院でも採用の幅が広がったと喜んでいます。今日は、いろいろな先生方とお話をさせていただき、最新の業界の情報や、学生の情報を集めたいと思っています」
    (※生体医工学科は、臨床工学技士を養成する学科として2012年4月に開設しました。)
「広工大の卒業生が幅広くいろいろな部門で活躍してくれています」マツダ株式会社の大杉様。

「広工大の卒業生が幅広くいろいろな部門で活躍してくれています」マツダ株式会社の大杉様。

「新しく広工大とのご縁ができました。このご縁を大切にしたいですね」医療法人あかね会 土谷総合病院の新田様。

「新しく広工大とのご縁ができました。このご縁を大切にしたいですね」医療法人あかね会 土谷総合病院の新田様。

  • 株式会社DNP情報システム 業務システム本部 業務システム第4部 部長 梶岡 道彦様
    「システム開発やシステム設計の部門で広工大卒業生が活躍してくれています。とても優秀で、広島はもちろん東京でがんばっている人もいます。今日は大学の先生方と直接話ができる貴重な機会。ぜひ有意義な情報交換をさせていただきたいと思います」
  • アンデルセングループ 能力開発室 採用・教育チーム シニアスタッフ 政木 浩司様
    「当社には多種多様な部署や仕事があり、キャリアアップの道も多岐にわたります。特定の学科だけでなく、いろいろな学科の先生方に、当社で工学の知識が活かせることを知っていただき、つながりをもちたいと考えています。広工大生は折り目正しく、真面目にこつこつ取り組むイメージがあり、毎年期待しています」
「広工大の採用状況なども知ることができ、大変参考になりました」株式会社DNP情報システムの梶岡様(右)と、西日本システム本部 西日本システム管理部の槇野 弘子様(左)。

「広工大の採用状況なども知ることができ、大変参考になりました」株式会社DNP情報システムの梶岡様(右)と、西日本システム本部 西日本システム管理部の槇野 弘子様(左)。

「当社は食品会社ですが、機械系・情報系など、あらゆる学科の先生方と直接お話できることを楽しみにしています」アンデルセングループの政木様。

「当社は食品会社ですが、機械系・情報系など、あらゆる学科の先生方と直接お話できることを楽しみにしています」アンデルセングループの政木様。

  • 東亜建設工業株式会社
    中国支店 総務室長 高橋 英雄様
    「先生方と情報交換させていただくことはもちろん、ポスターセッションの場で、ユニークで斬新な研究について聞くことができるのも楽しみです」
  • 管理本部 人事部人事課 恒住 明美様
    「先生方から学生さんに対する思いをお聞きすると、採用した学生さんをしっかり育てていこうという思いを新たにします。当社では、広工大卒業生がそれぞれの個性を活かしながら、全国各地の現場で活躍してくれています

    本学OBの田中様からは、学生へのメッセージをいただきました。
    中国支店 土木事業部 営業課長 田中 慎太郎様
    「会社が全国区ということもあり、私は入社後、自分の世界観が広がりました。全国各地、いろいろな場所に行けることを楽しんでいます。また、空港建設など海上での大きな仕事にロマンを感じています。学生の皆さんも、自分の世界観を広げてやりがいを感じられる、そんな仕事を見つけてください

女性の採用を積極的に進めていらっしゃる企業様に、その思いを伺いました。

  • MHI情報システムズ株式会社 中国支社 業務グループ 業務・調達チーム 齋藤 梨香様
    「女性の社会進出は進んでいますが、技術職への女性の応募はいまだに少ないのが現状です。当社は、結婚・出産後も家事や育児と両立できるよう、さまざまな勤務形態を用意するなど、女性が長くキャリアを積める環境を整えています。広工大は優秀な女子学生を育成されている印象があり、期待しています
「広工大には、素直な学生さんが多いと感じています」東亜建設工業株式会社の恒住様(右)、高橋様(中)、田中様(左)。

「広工大には、素直な学生さんが多いと感じています」東亜建設工業株式会社の恒住様(右)、高橋様(中)、田中様(左)。

「女子学生の皆さんに、積極的に応募していただきたいと思っています」MHI情報システムズ株式会社の齋藤様(右)と、業務・調達チーム長の松下 誠司様(左)。

「女子学生の皆さんに、積極的に応募していただきたいと思っています」MHI情報システムズ株式会社の齋藤様(右)と、業務・調達チーム長の松下 誠司様(左)。

本学の教員にも企業懇談会の意義について聞きました。

  • 工学部電気システム工学科 小西 善彦先生
    「長年お付き合いさせていただいている企業の方に毎年お会いして"来年もよろしくお願いします"とお伝えできること、そして、今まで採用いただいていない分野の企業様とご縁ができること、この二つが大きいですね。企業懇談会をきっかけに広くご縁をつないで、学生の将来の選択の幅をもっと広げていきたいと思います」
  • 環境学部地球環境学科 小黒 剛成先生
    「企業懇談会で卒業生の近況を聞くことが、毎年とても楽しみです。"がんばっていますよ"と言っていただけると、本当に嬉しいですね。また、まだ内定が決まっていない4年生に関しては現在の採用状況を、これから就職活動を迎える学生に関しては来年の採用状況を聞くことができる貴重な場となっています」
「企業の方との出会いを、就職のフィールドを広げるはじめの一歩として、今後につなげていきたいですね」と、小西先生。

「企業の方との出会いを、就職のフィールドを広げるはじめの一歩として、今後につなげていきたいですね」と、小西先生。

「卒業生の活躍を企業の方から直接聞くことができて嬉しいですね。卒業生の活躍は、我々教員にとって大きな喜びであり、励みになります」と、小黒先生。

「卒業生の活躍を企業の方から直接聞くことができて嬉しいですね。卒業生の活躍は、我々教員にとって大きな喜びであり、励みになります」と、小黒先生。

広がる情報交換の輪
今年度も多くの企業の皆さまにご参加いただき、企業と本学との新たなつながりも生まれました。懇談会の中で企業の皆さまからお聞かせいただいたご助言を、今後の就職支援にしっかり活かしてまいります。お忙しい中ご参加いただいた企業の皆さま、本当にありがとうございました。

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