
広島工業大学の真冬の名物行事といえば、そう「三宅駅伝」です。46回目を迎える伝統のイベントを、昨年12月14日に行いました。部活動の部35チーム、ゼミ・一般の部24チームが参加、寒さに負けない懸命な走りを見せてくれました。
開会式では昨年の優勝チームサッカー部の代表が優勝杯を返還。
正々堂々と走り抜くことを誓った選手宣誓。
この日は前日までの雪も止み、絶好の駅伝日和。風は吹いていましたが、参加者は皆、気合十分の表情です。コースは、例年通り広島工業大学の五日市キャンパス周辺の約4km。6人のランナーがたすきをつなぎ、合計タイムを競います。アップダウンが多いコースだけに、ペース配分が勝負のポイントとなります。
ハンドボール部のメンバー「優勝を目指します!」
工大祭実行委員会のチームは、背中に羽根を付けた天使スタイルで走ります。「まずは完走を目指します」。一部では「メロス」とも呼ばれていました。
工学部建築工学科の教員チームも参加。学生に負けずに頑張ります!
今年も情報システムメディアセンター(ISMC)の学生が、コースの3カ所から中継。スタート地点のモニターの前は、チームメートを応援する学生でいっぱいでした。
10時30分、鶴学長のピストルの音でスタート。まずは、スタート直後の下り坂を全力で駆けていきます。
「先頭は譲らない!」59チームの第一走者がしのぎを削ります。
思いをたすきに込めて、次の走者につなぎます。
広工大の裏門付近が坂の頂上です。ここからは下り坂、頑張って!
ISMCによる今年の中継は、すべて有線で行われました。「昨年と比べて安定した映像を届けることができたと思います」とメンバー。
レースは、陸上競技部が2位に10分近い差をつけて優勝、昨年サッカー部に敗れた雪辱を果たしました。そして、スタートからおよそ2時間半、すべてのチームがたすきをつなぎ、今年の三宅駅伝も無事に終了しました。
優勝した陸上競技部。ゴールの瞬間に喜びを爆発させます。
建築工学科教員チームは高松先生がアンカー。
部活動の部で優勝した陸上競技部チーム。「総合力、チームワークで優勝することができました。来年も連覇目指して頑張ります!」
ゼミ・一般の部で優勝した地球環境学科のチーム「去年は2位だったのでうれしいです。リーダーがチームをまとめてくれました」
職員より温かい豚汁がふるまわれました。
「200人以上の学生、教職員の皆さんに参加いただき、感謝しています」と体育会本部で運営を担当した川下大風君(工学部都市デザイン工学科・2年)
参加した皆さん、そして運営に携わった体育会本部の皆さん、中継を担当したISMCの皆さん、お疲れさまでした!