
先日に引き続き、学内合同の会社説明会の模様をお伝えします。3日目となる3月11日は、638名の学生が参加し、3日間合計で延べ2538名が参加しました。
晴れやかな春空のもと、会場の鶴記念体育館へ向かいます。
各企業ブースでは、学生は前列から座っていき、担当者の話に耳を傾けます。
参加した学生や教員に話を聞きました。
末永悠貴君(情報学部知的情報システム学科)「SEになることが目標ですが、広工大のOBの方から"プログラミング応用"の授業が大切だとアドバイスをもらいました。大学の授業でしっかり学び、就職してからスタートダッシュを決めたいです」
砂田隆朗君(右 工学部機械システム工学科)「造船会社で工程管理の仕事を希望しています。大きなものをつくって大きな感動を味わいたいです」河井優樹君(左 工学部知能機械工学科)「インターンシップで総務的な仕事を経験し、広報の仕事に興味を持っています。他大学の学生に負けないように頑張ります」
清水斉先生(工学部建築工学科)「景気の好影響もあって、企業側の採用意欲が上がってきているのを感じます。第一志望の会社の説明を聞くだけでなく、同業他社の話も聞き、自分の意志を再確認してほしいですね」
会場では、教職員が学生にアドバイスを送りました。
国際航業(株)のブースでは、内定をいただいている猪原千尋さんが(環境学部地球環境学科 2015年3月卒)がサポート役としてお手伝いをしていました。
猪原さん(左)は「測量を中心に防災減災、環境アセスメントにも取り組み、行政支援をする仕事に携わることができる期待でいっぱいです」と4月が待ち遠しい様子。同じく内定をいただいている瀬戸康平君(右 環境学部地球環境学科 2015年3月卒)も入社前のあいさつに来ていました。
参加された企業の方にお話を伺いました。
荻野工業(株)総務部部長 籔根正浩さん(左)「ベトナムやフィリピンに現地法人があるため、グローバルな視野を持った精神的に強い学生を求めています。弊社社長も広工大のOBで、メカに関しては社内の誰もかなわないほど詳しいのですが、一つのことを追求し続けられる人を求めています」
島津メディカルシステムズ(株)企画本部 総務部 管理課 部長 神戸正さん「レントゲン機器の販売からサービスまで一貫して行う会社ですが、営業職と技術職、共に採用を考えています。生体医工学科の学生をはじめ、医療現場に興味がある人には、ぜひ応募してほしいですね」
日鉄住金テックスエンジ(株)人事労政部 採用グループ(関西・中国・四国地区担当)マネジャー 板倉良介さん「当社は、製鉄プラントをはじめ、"ものづくり"に必要な各種プラント建設やメンテナンスに広く関われる会社であるため、技術力だけでなく、高いコミュニケーション能力が求められます。広島工業大学OBの方々は、何ごとにも粘り強く取り組まれ、みなさん活躍されています」
福留ハム(株)人事教育チーム 豊田真子さん「食品生命科学科の学生さんが、特に熱心に話を聞いていたのが印象に残っています。私どもは、"まず人づくり、そしてものづくり"という理念のもと、教育制度を充実させ、製造や開発などあらゆる分野で活躍できる人財を育てています」
他にも多くの企業にご参加いただきました。
(株)アキタ
(株)荒谷建設コンサルタント
(株)NEC情報システムズ
(株)きんでん
(株)鴻池組
コベルコ建機(株)
東洋ゴム工業(株)
日本アイビーエム中国ソリューション(株)
取材・撮影にご協力いただいた企業の皆さま、ありがとうございました。
就活生の皆さんは、この日の貴重な経験を活かして、悔いのない就職活動を続けてください。