
環境学部地球環境学科の学生で構成されたGREEN projectでは、毎年、環境問題を啓発するためのさまざまなプロジェクトを実施しており、学生のチャレンジを応援する「HITチャレンジ」制度にも採択されています。2014年度は、環境に関する雑誌を2冊制作し、小中学校に配布しました。リーダーの望月拓実君(環境学部地球環境学科・3年)に、雑誌の内容や製作上の苦労などについて聞きました。
「写真や文字を大きくしたり、コラムを設けたりして小中学生に向けてわかりやすく伝えることを意識しました」と望月君。
「生物編」の付録、生態系完成カードゲームには、かわいい絵と生物の説明が記されていて、ゲームをしながら自然に生物の知識が増えるようになっています。
「災害編」の雑誌と付録の液状化現象キット。ペットボトルの中のピンやボールの動きが、液状化現象で動くマンホールや電信柱を表しています。
雑誌の制作風景。協力してものをつくる面白さを体験することができました。
「生物編」の雑誌と付録。カードは全部で54枚、スペシャルカードの使い方が勝利のカギとなります。
府中市の「オオムラサキの館」を取材した時の様子。
GREEN projectのキャラクター「ころろん」。よく見ると、人工衛星や植物、水など、地球環境学科にかかわりのあるものでできています。
GREEN projectのメンバー。「活動を通じて、自分たちの知識も深まりましたし、わかりやすく伝えるための表現力も身に付きました」
完成した雑誌は、広工大のある佐伯区など広島市内の小中学校に配付しました。さらに今年度は、雑誌を配付するだけでなく、実際に学生が小中学校に行って出張授業のようなものができたら、と考えているそうです。