子どもたちに付録つき環境雑誌を配付しました! 地球環境学科「GREEN project」の取り組み

環境学部地球環境学科の学生で構成されたGREEN projectでは、毎年、環境問題を啓発するためのさまざまなプロジェクトを実施しており、学生のチャレンジを応援する「HITチャレンジ」制度にも採択されています。2014年度は、環境に関する雑誌を2冊制作し、小中学校に配布しました。リーダーの望月拓実君(環境学部地球環境学科・3年)に、雑誌の内容や製作上の苦労などについて聞きました。

「写真や文字を大きくしたり、コラムを設けたりして小中学生に向けてわかりやすく伝えることを意識しました」と望月君。

「写真や文字を大きくしたり、コラムを設けたりして小中学生に向けてわかりやすく伝えることを意識しました」と望月君。

「生物編」の付録、生態系完成カードゲームには、かわいい絵と生物の説明が記されていて、ゲームをしながら自然に生物の知識が増えるようになっています。

「生物編」の付録、生態系完成カードゲームには、かわいい絵と生物の説明が記されていて、ゲームをしながら自然に生物の知識が増えるようになっています。

  • なぜ雑誌をつくろうと考えたのですか?
    子どもたちにとってわかりやすい環境に関する資料があったら、もっと身の回りのことに興味を持ってもらえるだろうと考えて雑誌をつくりました。さらに、関心を深めてもらうために、それぞれ付録もつけました。
  • 「災害編」と「生物編」の2冊をつくったそうですが、まずは「災害編」について教えてください。
    取材を進めていく中で、8月20日に広島市大規模土砂災害が発生し、急きょこの問題を取り上げることにしました。身近に起こった問題であり、ボランティア活動を行ったメンバーもいたので、その体験談や現地で撮影した写真などで誌面を構成しました。また、災害が発生するメカニズムを伝えるために、土砂災害や地震の揺れを再現する実験方法を教えるシートや、付録として液状化現象を再現するキットを製作しました。
「災害編」の雑誌と付録の液状化現象キット。ペットボトルの中のピンやボールの動きが、液状化現象で動くマンホールや電信柱を表しています。

「災害編」の雑誌と付録の液状化現象キット。ペットボトルの中のピンやボールの動きが、液状化現象で動くマンホールや電信柱を表しています。

雑誌の制作風景。協力してものをつくる面白さを体験することができました。

雑誌の制作風景。協力してものをつくる面白さを体験することができました。

  • 「生物編」の内容を教えてください。
    生物編では、府中市の「オオムラサキの里」や、広島市安佐動物公園のオオサンショウウオ飼育施設を取材し、広島にゆかりのある貴重な生物を紹介しました。雑誌の中では、なぜ絶滅しかけている動物がいるのか、どうして守らなければいけないのかを解説、さらに自分たちでそれらの生物を守るためにできることは何なのかを伝えました。
  • こちらの付録も面白そうですね。
    付録には生態系再現カードゲームをつけました。カードには生物や環境の絵が印刷されていて、ポーカーのように生物カードと環境カードをそろえて生態系をつくっていきます。自分たちでルールを考えるのは大変でしたが、身近な生物を知るきっかけになればうれしいですね。
「生物編」の雑誌と付録。カードは全部で54枚、スペシャルカードの使い方が勝利のカギとなります。

「生物編」の雑誌と付録。カードは全部で54枚、スペシャルカードの使い方が勝利のカギとなります。

府中市の「オオムラサキの館」を取材した時の様子。

府中市の「オオムラサキの館」を取材した時の様子。

GREEN projectのキャラクター「ころろん」。よく見ると、人工衛星や植物、水など、地球環境学科にかかわりのあるものでできています。

GREEN projectのキャラクター「ころろん」。よく見ると、人工衛星や植物、水など、地球環境学科にかかわりのあるものでできています。

GREEN projectのメンバー。「活動を通じて、自分たちの知識も深まりましたし、わかりやすく伝えるための表現力も身に付きました」

GREEN projectのメンバー。「活動を通じて、自分たちの知識も深まりましたし、わかりやすく伝えるための表現力も身に付きました」

完成した雑誌は、広工大のある佐伯区など広島市内の小中学校に配付しました。さらに今年度は、雑誌を配付するだけでなく、実際に学生が小中学校に行って出張授業のようなものができたら、と考えているそうです。

地球環境学科

学生自主企画プログラム「HITチャレンジ」制度

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