「海のめぐみと"わ"食文化」で食品生命科学科村上先生が研究発表 海藻「アカモク」試食ブースも大好評

7月20日(海の日)、広島市佐伯区のなぎさ公園小学校において、「海のめぐみと"わ"食文化」というイベントが開催されました。海に囲まれている日本。海の大切さを認識するとともに、海のめぐみを活かした和食文化に注目しようという趣旨のもと、産(株式会社ヒロツク)、官(吉見園公民館・楽々園公民館)、学(なぎさ公園小学校・広島なぎさ中学校・広島工業大学)が共同し、研究発表会と展示・試食会が実施されました。

梅雨も明け、夏本番。会場のなぎさ公園小学校は広島湾のすぐそば。心地よい海風が吹いていました。

梅雨も明け、夏本番。会場のなぎさ公園小学校は広島湾のすぐそば。心地よい海風が吹いていました。

研究発表会では、小学生から研究者まで、幅広い層の方たちが発表。海について、和食について、それぞれの立場から、興味深い報告が行われました。

研究発表会では、小学生から研究者まで、幅広い層の方たちが発表。海について、和食について、それぞれの立場から、興味深い報告が行われました。

講堂で行われた研究発表会では、なぎさ公園小学校の児童による干潟観察の成果報告や、広島で佃煮を製造・販売する株式会社ヒロツクによる昆布や佃煮の話など、バラエティに富んだ発表を聞くことができました。6名の発表者の中、最後に登場したのが本学生命学部食品生命科学科の村上香先生です。先生は、海藻の一種「アカモク」の栄養成分について研究を続けており、アカモクの生態や、栄養成分、食べ方について発表を行いました。

アカモクは、日本中のほとんどの海岸で見られる海藻で、瀬戸内海でも生育しています。

アカモクは、日本中のほとんどの海岸で見られる海藻で、瀬戸内海でも生育しています。

「アカモクには、海水から吸収した豊富なミネラルが含まれています。ネバネバのもとであるフコイダンやアルギン酸などの食物繊維も豊富です」と村上先生。

「アカモクには、海水から吸収した豊富なミネラルが含まれています。ネバネバのもとであるフコイダンやアルギン酸などの食物繊維も豊富です」と村上先生。

小学校の中庭では、さまざまな展示や試食ブースが人気を集めていました。広島工業大学では、村上ゼミの4年生がアカモクの展示・試食ブースを出展。出汁と合わせた山陰産のアカモクが、お年寄りから子どもまで大好評でした。

アカモクは、刻むと粘り気が増すのが特徴です。

アカモクは、刻むと粘り気が増すのが特徴です。

アカモクは小さいお子さまにも大人気。

アカモクは小さいお子さまにも大人気。

株式会社ヒロツクのブースでは、シイタケの佃煮やタラコなどを好きな量だけ混ぜ、自分だけの佃煮を作ることができます。学生もチャレンジ。

株式会社ヒロツクのブースでは、シイタケの佃煮やタラコなどを好きな量だけ混ぜ、自分だけの佃煮を作ることができます。学生もチャレンジ。

村上ゼミの水中翔太君(中央)と吉村倭君(右)。「現在、卒業研究でアカモクの生の状態と加工品の食物繊維の変化を比較する実験を行っています。こうしたブース出展は、いろいろな質問を受けるので、説明する力が身につきます」(水中君)

村上ゼミの水中翔太君(中央)と吉村倭君(右)。「現在、卒業研究でアカモクの生の状態と加工品の食物繊維の変化を比較する実験を行っています。こうしたブース出展は、いろいろな質問を受けるので、説明する力が身につきます」(水中君)

この催しは、今回初めての開催でしたが、海のめぐみとそこから生まれた和食文化の重要性についてあらためて実感することができました。また、村上先生のアカモクについての発表や試食ブースの出展を通して、本学の研究の一端を知っていただくことができたのではないでしょうか。

村上ゼミ・研究室

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