広工大から世界へはばたこう グローバル時代の技術者を育てるさまざまな取り組み

企業における事業形態がグローバル化する中で、海外で活躍できる技術者を求める企業が増加しています。広島工業大学では、世界で活躍する技術者を育てるために、さまざまな取り組みを行っていますが、今回はその中で2つのトピックをご紹介いたします。

①英語で楽しい昼食タイム 「英語でランチトーク」

環境学部環境デザイン学科では、学生と教員を対象に、英語ネイティブスピーカーのドナルド・B・ファウラー先生と昼食を取りながら会話を楽しむ「英語でランチトーク」を、7月29日に開催しました。
学科では、毎年、ベトナムの設計事務所をはじめとする海外インターンシップに参加するなど、世界に向けて学生がチャレンジしています。このランチトークは、英会話トレーニングの一助として企画されたものです。
「英語でランチトーク」は、この日が初回。昼休憩になると、それぞれ昼食を手にした学生たちが、学内レストラン「LEAF GARDEN」ゲストルームに集合しました。学科の楠木佳子先生、天満類子先生も参加し、ファウラー先生を囲んで、ランチを取りながら気楽な雰囲気でスタートしました。

ミーティングでの発言はすべて英語。この日は3、4年生10人が参加し、先生方を交えてトークを楽しみました。

ランチトークでの発言はすべて英語。この日は3、4年生10人が参加し、先生方を交えてトークを楽しみました。

「言葉は、会話しながら勘を働かせて、体で覚えることが大切。考え過ぎずにしゃべることです。Just speak!」とファウラー先生から。

「言葉は、会話しながら勘を働かせて、体で覚えることが大切。考え過ぎずにしゃべることです。Just speak!」とファウラー先生から。

まずは、名前や出身地など簡単な自己紹介からスタート。初めのうちは緊張のせいか、質問に対し1、2回やり取りして会話も途切れるような状況でしたが、「簡単な英語で話せばいいんですよ」と促されて、少しずつ学生からも問いかけや発言が出るようになりました。話題は、夏休みの予定や旅行、サッカーや野球、好きな音楽といった、身近な内容が中心ということもあり、次第に授業とは違うざっくばらんな雰囲気で会話が展開されるようになり、約50分間のランチが終了しました。
ファウラー先生は「今日参加した学生は、シンプルな英語でも十分コミュニケーションできることがわかったと思います。聞いてわかるレベルから、実際に話せるレベルまでには差があることも実感したのでは。リラックスして、自信を持って話せるようになってほしい」と述べられました。
「英語は苦手」とあきらめるのは早すぎる。いつでも誰でも、チャレンジできる。
このランチトークは、ハタチ前後の若者たちへの学科からのメッセージを込めた企画です。
「英語でランチトーク」は、今後も月1回程度開催される予定です。

「なじみのある話題なら、知っている単語があれば大体の内容が理解できることがわかりました。簡単な質問はできましたが、もう少し単語や質問の形などを覚えて会話の幅を広げたいと思いました」沖元宣公君(3年&nbsp広島市立美鈴が丘高等学校出身)

「なじみのある話題なら、知っている単語があれば大体の内容が理解できることがわかりました。簡単な質問はできましたが、もう少し単語や質問の形などを覚えて会話の幅を広げたいと思いました」沖元宣公君(3年 広島市立美鈴が丘高等学校出身)

「会話の中で、覚えていたのとは別の単語や言い回しがわかって勉強になりました。みんなの前で話すのが恥ずかしかったけど、少し慣れたので、次の機会にはもう少し自分からも話してみようと思います」中井菜月さん(4年&nbsp山陽女子学園高等部出身)

「会話の中で、覚えていたのとは別の単語や言い回しがわかって勉強になりました。みんなの前で話すのが恥ずかしかったけど、少し慣れたので、次の機会にはもう少し自分からも話してみようと思います」中井菜月さん(4年 山陽女子学園高等部出身)

※環境デザイン学科は、2016年度より「建築デザイン学科」と改編されます。

②「英語は苦手」を克服! 短期間でTOEIC600点台を達成

企業活動のグローバル化が加速する中で、ものづくり技術者にとって英語力は重要なスキルになっており、本学でも英語力の向上に取り組む学生が増えています。工学部機械システム学科の菅将宏君もそのひとり。苦手だった英語を短期間で克服し、TOEIC公開テストで高得点を獲得しました。

菅将宏君は、7月のTOEIC公開テストで635点を獲得しました。

菅将宏君は、7月のTOEIC公開テストで635点を獲得しました。

「短期間でこれだけスコアアップするなんて、よく頑張りましたね」とゼミの先生も驚いたそうです。

「短期間でこれだけスコアアップするなんて、よく頑張りましたね」とゼミの先生も驚いたそうです。

菅君が最初にTOEICテストを受けたのは2014年11月。そのスコアは255点でした。その後、奮起して勉強に励み、2015年2月には400点、5月には635点を獲得。約半年間でスコアを飛躍的の向上させた菅君に、英語の勉強を始めたきっかけや、スコアアップのポイントを聞きました。

―なぜ英語の勉強を始めたのですか?
機械システムについてもっと学びたいと考えて、3年生の秋に大学院への進学を決意し、受験対策として英語の勉強を始めました。スタート時のスコアが良くなかったことで、英語の勉強に対するモチベーションが一気に上がりました。

―スコアアップのポイントは?
テストで語彙力が足りないことを痛感し、最初はとにかく単語を覚えて語彙を増やしました。また、英語を繰り返し聞いて、耳を鍛えることを意識しました。1度覚えて満足するのではなく、忘れていくことを前提に、何度も繰り返して勉強することがポイントだと思います。公式問題集にも繰り返し取り組みました。

「受験のために勉強を始めた英語ですが、今後大学院で学ぶうえでも、社会で活躍するうえでも必要だと考えています。更なる英語力アップを目指して頑張ります!」と菅君(広島工業大学高等学校出身)

「受験のために勉強を始めた英語ですが、今後大学院で学ぶうえでも、社会で活躍するうえでも必要だと考えています。更なる英語力アップを目指して頑張ります!」と菅君(広島工業大学高等学校出身)

「就職にも、進学にも、英語の勉強は必ず役に立ちます。早い時期からTOEIC500点以上を目指して、多くの学生に取り組んでほしいと思います」とゼミの鈴村先生。

「就職にも、進学にも、英語の勉強は必ず役に立ちます。早い時期からTOEIC700点以上を目指して、多くの学生に取り組んでほしいと思います」とゼミの鈴村先生。

「進学して専門分野をもっと学びたい」という強い思いと明確な目標が、菅君の頑張りの源のようです。大学院合格に向けて頑張ってください!

環境デザイン学科 ドナルド・B・ファウラー先生

機械システム工学科 鈴村文寛先生

 

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