キャンパスにギャラリーが出現! 環境デザイン学科の学生が設計した建物を、実際に建築してみました。

来年春、環境学部環境デザイン学科は「建築デザイン学科」として生まれ変わります。建築デザイン学科では、今まで以上に実習に力を入れるなど、より専門性高め、豊かな住環境をつくるスペシャリストを育成していきます。実際にどのようなことを学ぶのか、環境デザイン学科の先輩が、今年のオープンキャンパスで披露した学びの成果をご紹介します。

4年生の授業で小規模な建物の設計コンペを開催。最優秀案を1/1スケールで建てていきます。建てるのは学生たち。実際に建てる大変さを実感することも、大切な経験です。

4年生の授業で小規模な建物の設計コンペを開催。最優秀案を1/1スケールで建てていきます。建てるのは学生たち。実際に建てる大変さを実感することも、大切な経験です。

「現実的なスケール感覚や空間イメージを持つことは、大規模な都市建築を設計するうえでも、とても大切。その感覚を持ち続けるための授業です」と環境デザイン学科の遠藤先生。

「現実的なスケール感覚や空間イメージを持つことは、大規模な都市建築を設計するうえでも、とても大切。その感覚を持ち続けるための授業です」と環境デザイン学科の遠藤先生。

環境デザイン学科では、住宅や小学校、美術館など、さまざまな規模の都市施設の設計について学んでいます。学びの中で製作するのは、通常は1/100や1/200スケールの図面や模型。バーチャルの世界です。「図面や模型ではわからない、現実的なスケール感覚や空間イメージを身に付けてほしい」そんな思いから、4年生を対象に、木材を使って等倍の建物を自分たちの手で建てる授業を取り入れました。テーマは「ギャラリー~小さな都市建築~」。学生一人ひとりが小規模なギャラリー空間を設計し、その中から最優秀案に選ばれたものを自分たちの手で実際に建てていきます。

最優秀案に選ばれた阪口雄大君(広島皆実高等学校出身)。「自分たちで建てることを前提に、単純かつ面白い空間にすることを意識して、光に着目。自然光の入り方を工夫した幻想的な空間をデザインしました」

最優秀案に選ばれた阪口雄大君(広島皆実高等学校出身)。「自分たちで建てることを前提に、単純かつ面白い空間にすることを意識して、光に着目。自然光の入り方を工夫した幻想的な空間をデザインしました」

二重構造の壁面の外側と内側それぞれに、不規則に配置された窓がポイント。光が直接入る場所、間接的に入る場所など、さまざまな変化を生み出します。「太陽の動きにあわせて空間が変化していく面白さも期待できます」と阪口君。

二重構造の壁面の外側と内側それぞれに、不規則に配置された窓がポイント。光が直接入る場所、間接的に入る場所など、さまざまな変化を生み出します。「太陽の動きにあわせて空間が変化していく面白さも期待できます」と阪口君。

阪口君が建築場所に選んだのは、緑の多い食堂アベベ横の小庭(空間)。「人の動きが生まれるよう、通り道としての性格を持たせることを考えました。木々の緑が光の演出にどのような効果をプラスしてくれるのか、楽しみです」

阪口君が建築場所に選んだのは、緑の多い食堂アベベ横の小庭(空間)。「人の動きが生まれるよう、通り道としての性格を持たせることを考えました。木々の緑が光の演出にどのような効果をプラスしてくれるのか、楽しみです」

作業スタート。まずは、建物の床のフレーム部分を作っていきます。

作業スタート。まずは、建物の一番下になる土台を作っていきます。

7月23日、いよいよ建築が始まりました。指示系統をはっきりさせることや指示は正確かつ的確に出すこと、資材の寸法を測って確認すること、建設現場ではコミュニケーションをしっかりとることなど、作業を通してさまざまなことを学ぶことができました。

材料の寸法や数量をきちんと確認するのも、大切な仕事。女子学生もともに頑張りました。

材料の寸法や数量をきちんと確認するのも、大切な仕事。女子学生もともに頑張りました。

資材を設計図どおりの寸法に切っていきます。ものづくりが好きな学生だけに、のこぎりの使い方はさすが!

資材を設計図どおりの寸法に切っていきます。ものづくりが好きな学生だけに、のこぎりの使い方はさすが!

「少しのズレだと思っていても、後で大変なことになるよ」と遠藤先生。丁寧さが必要なことも実感しました。

「少しのズレだと思っていても、後で大変なことになるよ」と遠藤先生。丁寧さが必要なことも実感しました。

残念ながら、7月に行われた1回目のオープンキャンパスには間に合いませんでしたが、完成を目指して黙々と作業を進めます。

残念ながら、7月に行われた1回目のオープンキャンパスには間に合いませんでしたが、完成を目指して黙々と作業を進めます。

そして、8月10日。ついに「小さなギャラリー」が完成しました。

そして、8月10日。ついに「小さなギャラリー」が完成しました。

合板100枚、木材100本を使用した力作です。坂口君も満足そうな様子。

合板100枚、木材100本を使用した力作です。阪口君も満足そうな様子。

来年誕生する建築デザイン学科でも、木材を用いた家具製作の実習など、自らの体験の中から知識や技術、感覚を習得するカリキュラムがたくさん用意されています。興味を持たれた方は、ぜひ下部のリンク先の新学科の学びをご確認ください。

新学科誕生!

環境デザイン学科

※環境デザイン学科は、2016年度より「建築デザイン学科」と改編されます。

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